フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

六面鏡

自分で自分を誉めたり認めたりは、私の場合なかなかできません。
姿形なら鏡に映した自分を見て、「今日はいい感じ」「結構猫背がまし♪」とうぬぼれでも勘違いでも良い方向にとらえることが出来ます。
ところが「行動」となるとビデオカメラで追いかけて四六時中撮影でもしていない限り、自分で見ることができません。


自分のやり方、対応、反応がこれでいいのか?一生懸命・努力して・真面目にetc取り組んでいる今の姿勢や方向でいいのかどうか?不安になったり、混乱したりします。


書いたり、口に出したところで、鏡で姿を見るようにはいきません。


そんな風にモヤモヤ・ブツブツしている中で、普段会えない仲間(=フェルデンクライスを学ぶ仲間)と話せる講習期間は貴重です。
3年近く、フェルデンクライスの講習という非日常の場面で接してきた仲間どうし。互いを観察するつもりがなくても、結構中味を「観て」います。


そうした仲間からの私についての励ましやアドバイスの言葉、私を観察したこと・感じたことの話、そして私への態度は「鏡」のようです。しかも、その鏡は私の周りを囲むようにある「六面鏡」。自分一人では決して見ることができない、自分の面も映し出します。


焼いているのに、いつまでたっても膨らまないお餅のようだった私の内側が、仲間との会話を通して膨らみ始めていることを感じます。


素敵な仲間に感謝。