最初の一歩
フェルデンクライス・メソッド(Feldenkrais Method)では、個人レッスン(FI:Functional Integration)とグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement)のどちらでも「ちがいに気づくこと」を大切にする。
レッスンの「はじめと終わり」で、レッスンの途中の「さっきと今」で、
身体の「右と左」で「前(お腹側)と後ろ(背中側)」で・・・
どこが、何がちがうかを問われ、時に自分で違いを再現することを求められる。
違いに気づくこと、違いを感じること、違いがどこからくるのか考えること
結構むずかしい。
グループレッスンでは、動きの指示を追いかけることに必死になったり
自分が思い描く動きを実現しようと無理をしたりして
「ちがいを感じる」余裕がないことがある。
「ちがい」から変化は始まるんだと思う。
「ちがいを感じる」ためにも無理や急ぐ慌てるは禁物。
気持ちと動きに余裕をもって、考えるための余白を持ちながら。