フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

BOOK LOVERS 作家:林真理子さんの週(林さんが変身)

BOOK LOVERS、林真理子さんの週12/15〜19)をPodcast(vol.54〜58)で聞きました。今週は、これまでと雰囲気が違うBOOK LOVERSです。


初めて作家のゲストで、そして出版社ディスカバー21社長の干場弓子さんの週以来2人目の女性ゲスト。で、林真理子さんのお話は面白いし、勝間和代さんの受け答えはいつもと違うし。

  • 聞いてためになる」BOOK LOVERS が
  • 聞いて楽しい」BOOK LOVERS に変身の一週間でした。

何より林真理子さんご自身が変身されます。

  • 作家 : ご自身の作品『RUMIKO』を語る時
  • 編集者石坂浩二さんのお話
  • 近所のおばさん柳原白蓮さんが「美しい人」と話す時
  • 女性同士の会話・相談 : お化粧・ダイエットを勝間さんと話す時
  • 大柄な女性絲山秋子さん(作家)の外見を語る時
  • 読書家 : 本「ばかもの」「庵堂三兄弟の聖職」を語る時
  • 先輩の話を聞く後輩 : 勝間さんのスーダン訪問談を聞く時
  • BOOK LOVERSのゲスト : (番組で紹介する)5冊の選び方

これまで出演されたゲストは、「ベースから離れない」でいる、という感じでした。
社長、コンサルタント、科学者…のベースから足を離さないでいる。少し離れてもすぐもどる、盗塁をする気配はない。ところが、林真理子さんは違います。ご本人にその意識はないと思うのですが、1塁ベースから2塁に行ったり、3塁へ立っていたり、観客席にいたり、守備についていたり、売り子さんになっていたり…。
そういう視点の変え方もあるのか
と思いました。


他のゲストが、ご本人のままで立ち位置を変えて物を見る「視点を変える」が、林真理子さんは、ご自身が変身して(別の誰かになって)「視点を変える」ことをされているようです。これは、林さんが作家だからなのかもしれません。唯一変わらなかったのは「女性である」という点です。女子学生だったりOLだったり、女流作家だったり、ただの中年女性だったり…年齢も体型も職業も変わります。わずか10〜15分の放送中にいろいろな林真理子さんが登場されて、聞いていて大変おもしろかったです。


私は林真理子さんの著作を読んだことがなく、anan連載の巻末コラム『美女入門』、週刊朝日連載の対談を時々立ち読みする程度ですが、林真理子さんご自身の話のおもしろさも文章には載らないタイプのものだと思います。


BOOK LOVERS、もう少し女性をゲストに迎えて欲しいです。(1ヶ月に1人くらい)
次回のBOOK LOVERS “Special Week”のゲストは、女優の黒木瞳さんかな?(本を書いていらっしゃるし)