フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ブラックボックスを探る

「なにを読んでも見ても聞いてもフェルデンクライス」が、このブログの旧名。 ブログを始めた頃、ブログタイトル通りに感じ考えていた。 「フェルデンクライスと同じだ~♪」「フェルデンクライスに通じるよね☆」 ・・・と解釈していた。 フェルデンクライス…

絵本の快

子どもの頃読んだ絵本はディズニーのもの。 映画で公開された作品が絵本になったシリーズ物。 父が買うディズニー絵本は発行順でなく、バラバラ。 小学生に上がって巻数に歯抜けがあることに気づいた。 「眠れる森の美女」と「シンデレラ」はあるのに「白雪…

呑み込みの悪さは続くよ♪

いくつになっても相変わらず「呑み込みが悪い」。 小さいころからの「呑み込みが悪い」場面が頭の中にフラッシュカードのように現れ 思わず「わ~~~~!」と声がでた。 「どうしたの?」とご近所さんが声かけてくれたのは地域の「しめ縄作り」でのこと。 …

知らないことの方が多いのかも

生まれた時からずっと一緒に一つ屋根の下で暮らしていても、 その暮らしを何年何十年と重ねている相手のことを意外と知らない。 毎朝毎晩顔を合わせるから、食事を一緒にするから、TVを見て同じ場面で笑うから… であってもかなり相手のことを知らない。 毎朝…

超濃縮「忠臣蔵 討ち入りの段」

11月22日放送のNHKラジオ第一「すっぴん!」のゲストは講談師の神田松鯉さん。 www4.nhk.or.jp 去年の12月の放送「神田松之丞がいざなう忠臣蔵の世界」で 神田松鯉さんの「赤穂義士伝 松の廊下」を聞いてから気にしている。 松鯉さんの講談が始まってすぐに…

お手本がないことを活かすために

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement 動きを通した気づき)では、動きの指示を耳で聞いて動く。 例えば、 仰向きに寝てください。 両膝を立ててください。 右腕を天井方向へ伸ばしてください。 この時、右肘は…

ちがいから始まる

フェルデンクライス・メソッドでのレッスンでは グループレッスン(ATM:Awareness Through Movement)でも 個人レッスン(FI:Functional Integration)でも「違いに気づく」ことが 大切にされる。「違いに気づく」ことがテーマの一つ。 レッスンの前後やレ…

正味も合計も胴囲は変わる

ベルトの穴がない・・・? 久しぶりにお気に入りのベルトを着けようとしたら 止めたい位置に穴がない! どういうことなのか意味がのみこめなくてポカーン。 ベルトが一周半以上まわるようになった私のウエストに お気に入りのベルトは「適用外」に。 ネットのウ…

止まっているとわからない

昨日書いた「呼吸のレッスン」。 後で内容を思い返した時「まずい!」となった。 あの書き方だと動きが止まってしまうのでは?と。 「息を吸いながら胸をふくらませる」 この一文を初めて読んだら「ふくらませた」時点で息を止めてしまうかもしれない。 意識…

吸ったり吐いたり止めたり飲みこんだり

フェルデンクライスのグループレッスンにある「呼吸のレッスン」。 同じレッスンをほぼ毎日している。 呼吸が浅めの、胸郭がいびつな私の身体に役立てばと繰り返している。 内容はかんたん。 1)息を吸いながら胸をふくらませる 2)息を吸いながら下腹をふ…

記憶が食べたがる

「ベジタリアン?」と訊かれることがある。 口に出さない方が実は複数いらっしゃることがわかる場面にもあう。 私は甘い物を口にしない、玄米を食べてるetcと思われているらしい。 「ベジタリアンじゃないです」 「お肉も食べるし菓子パンもカップ麺も大好き…

更新しないと広告が顔だす

「90日以上更新していないブログに広告が出ます」 そうだったそうだった。 その広告はブログ本文の前に登場する。 出張や旅行でしばらく留守にして帰宅した玄関先で クモの巣が顔にまとわりつくような感覚。 クモの巣といえば、冬らしい気温になってきたから…

深呼吸のしかたがわからない

「はい、大きく息を吸って~。とめて。」 病院の検査でとまどう。 「では、深呼吸しておわりましょう」 体操教室でとまどう。 深く息を吸うこと、深呼吸がどうやらできていない気がする。 過去のそれと今とではどうもちがう感じがする。 「もっと息を吸って…

最初の一歩

フェルデンクライス・メソッド(Feldenkrais Method)では、個人レッスン(FI:Functional Integration)とグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement)のどちらでも「ちがいに気づくこと」を大切にする。 レッスンの「はじめと終わり」で、レッスンの途…

火拳銃(レッドホーク)×クリティカルヒット

ジャンプコミック「ONE PIECE ワンピース」最新刊92巻と 講談師の神田松之丞さんによるコラボ動画がおもしろい。 www.youtube.com 耳にも脳にも気持ちよくて飽きずに繰り返し聞き続けている。 講談部分は7分半ほど。 この時間でこれだけ濃い内容を語れる…

講談と読み聞かせ

昨年12月のラジオ放送から聞き始めた講談。 神田松之丞さんと師匠の神田松鯉さんがそれぞれに語る赤穂義士伝。 声もテンポも良いお2人。 映像とBGMがない講談のラジオ放送は気が散りやすい私にぴったり。 www.nhk.or.jp 物語を耳で追いかけ「次はどうなる…

脳の疲労はとらえにくい

興味深い記事があった www.nhk.or.jp スマホは持っていないけれど、よくパソコン画面でネットサーフィンをしている。 ネットサーフィンをしなくてもネットラジオをながら聞きしている。 手持ち無沙汰になったり、休憩気分になるとネットを開き やる気に欠け…

私的埋蔵金

自分の好みや関心の向くところ、性格を含めて素の部分は 子どもの頃から変わっていないようだし、これからも多分変わらない。 それを思うと、動きの方が「変わる余地」を実感する。 フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンを通して 出来なかった動…

ぬげるかな~?

ほんとーに変わらない。 みごとに変わらない。 あきれるほど変わらない。 わたしの好奇心・関心が向くこと 自分からすすんで動くこと まったく興味をもたない(視野に入らない)こと 少しでも避けようと手を引っ込め身を引いていること どれも子どもの頃、学…

カラダ様の言うとおり

いつもならなんでもない事務作業や家事 何と言うことなしにこなしていける用事 どちらかというと得意だったり好きだったりすること 時々そういうことをするのに「しなくちゃ」「よっこらしょ」という気持ちが浮かぶ。 そして腰は上がらない。 そんな時、これ…

そこに苦痛があるかぎり遠ざかる

フェルデンクライス・メソッド(Feldenkrais Method)のグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement 動きを通した気づき)にはたくさんのレッスンがある。メソッド創始者のモシェ・フェルデンクライス博士(Moshe Feldenkrais)は、レッスンを500作っ…

「いつもと同じ」は当たり前じゃない

ざらめせんべい、ザラメ(砂糖)をまぶしたおせんべい。 これがおいしいことに最近気がついた。 子どもの頃から苦手だったおかずたち 「酢豚にパイナップル」「金時豆」「ポテトサラダにりんご」… と同列扱いだったのが「ざらめせんべい」。 おかずにどうし…

二度あることはたくさんある

なにか気になる なにか引っかかる なにか違う どれもその「なにか」が何なのかわからないのだけれど 私の中でランプが点いて知らせる。 電話の向こうの声になにか引っかかる お気に入りのお菓子なのになにか気になる よく知っているレッスンなのになにか違う…

ちがいがわかりたい

フェルデンクライス・メソッドでは「違いを感じる(気づく)」ことを大切にする。 レッスンの前と後で身体の感覚に違いが生まれたか、動きに変化があるかをみる。 「比べる」とはちがう、「違いをみる」。 比べるなら長さや重さなど同じ単位ではかれるものど…

そうきたか~!♪☆

以前聞いた工藤ノリコさんと鳥嶋和彦白泉社社長の対談。 工藤さんの絵や制作に対する考えや感覚についてのお話も面白かったけれど 鳥嶋社長の視点もおもしろくて、対談音声を何度も聞いた。 ノラネコぐんだんシリーズ100万部突破記念スペシャルトーク 対談で…

しばらく寝かす(忘却のかなたへ)

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンでの動きに 心地よくて好みな 楽しくて飽きない もう少しでコツがつかめそう なぜか苦痛さを伴う etc… といったものが私にはある。 お気に入りでも、楽しくても、あと一歩でも、苦痛でも そうした動きやレッ…

感覚で身体の構造をとらえるのはムズカシイ

フェルデンクライス・メソッド(Feldenkrais Method)のグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement 動きを通した気づき)では ・ゆっくり動く ・小さく動く ・身体を感じながら動く ・無理をしない ・努力感を減らす ・マイペース ・痛くなるほど動…

待てるかな?

誰かとおしゃべりしていて、沈黙が訪れると少し落ち着かなくなる。 沈黙というほどのことはない、ちょっとした「間」。 その「間」が待てなくて、もたなくてそわそわする。 ラジオを聞いていると番組出演者が「『(沈黙の)間』がこわい」 「変に間が空くと…

混沌としている脳を助ける“こんとん”

仕事に関係する制度の変更があり、その変更内容と対応への理解をしようとしている。 慣れない形式の書類や文章に、普段目にしない単語。 もちろん表も図もイラストもなく文字ばかり。 新井紀子さんの著作 AI vs. 教科書が読めない子どもたち を思い出す。 「…

邦題が一役買う

「オレ、カエルやめるや」(デヴ・ベティ/文、マイク・ボルト/絵、小林賢太郎/訳、マイクロマガジン社/刊) 腰に手を当て何か宣言している元気なカエル君が表紙。 ケタケタ笑いながら読み終えて気になったのが元のタイトル。 「この絵本の原題ってなんだ…