フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

声は口ほどに物を言う

ある事件が起こり、その事件に関係する人物を知る人が インタビューを受けている音声を聞いて 奇妙な感覚をおぼえました。 「あれ?この人喜んでる?(嬉しがってる?)」 事件ですから、楽しい出来事ではありません。 ところが、事件に関係する人物を知る …

目にのんびりしてもらう

TVのない生活になったからか 素早い動きの視覚情報が少ない生活になったからか 脳に隙間が生まれてきているように感じます。 (容量そのものは増えていなさそう…) 目が忙しくない分、他の感覚がよく動いています。 「よく動いている」ではありませんね。 視…

ニュースを読む声

NHKラジオ第1のニュースを毎日Podcastで聞き続けていると 面白いことに気づきます。 同じ放送時間帯の同じアナウンサー(キャスター)なのに 声の雰囲気が様々です。 週明けの月曜日の放送では 「週末良い時間が過ごせたのかな?良い声になってる」 いつも…

私は地図を読めるようになるか?プロジェクト

机の上で地図を見るのは好きでも 外に出て、地図と現実を見ながら移動するのは苦手です。 自分の進行方向を地図の「上方」ととらえるので 手にしている地図をくるくる回します。 地図には文字が書かれています。 地図を回すと文字も上下逆さまになります。 …

初めての食材でも大丈夫

インターネットがあるおかげで、料理本がなくても 食材の処理、調理方法を知ることが出来ます。 文字や写真だけではわかりにくいことも動画を見れば 「!」とあっという間にわかります。 初めて見る食材や「生」の食材を頂戴した時に 威力を発揮します。 ・…

閉店で戸惑う人

母が大騒ぎしています「駅前のTSUTAYAがなくなる!」。 いつものようにDVDをお店にある返却ポストに入れた時 「閉店します」の張り紙に気がついたらしい。 レンタルDVDの利用だけだけれどTSUTAYAヘビーユーザーの母。 映画館で見るにはちょっと…と感じる作品…

香りは美味しさの一部(大部分?)

父が何か物を食べた後よく口にする感想 「美味ないな、香りがない」 グルメではないし、食欲もあまりない割に 食材や料理の出来、食事周りのことにうるさい父。 色、配色、食器とのバランス 具材のサイズ、具材と汁の量バランス 塩加減、味、旨味、香りetc …

自動化は動きを奪う

「人間は、あっという間に慣れてしまう」を実感する場面 1)蛇口の前に手を出して、水が出てくるのを待っている 2)用を足した後、便器が清掃されるのを待っている 3)本を読む時、ページをめくろうとスワイプする 人の動きを感知して自動で動くものに接…

脳に余裕がないと声は換わらない

「コンピュータが仕事を奪う」 (新井紀子/著、日本経済新聞社/刊) を読んでいて気がついたこと。 新井紀子さんの声で読んでいない!? (新井紀子さんの声が聞こえてこない!?) 私は、ラジオや講演などのPodcastを聞いた後、 その話し手が書いた文章や…

その声だから、つながったのかも

「コンピュータが仕事を奪う」 新井紀子/著、日本経済新聞社/刊 この本を手に取るきっかけになったのは 2014年1月5日放送の「ラジオフォーラム」での 番組パーソナリティ・湯浅誠さんと数学者・新井紀子さんのお話から。 (コンピューターが、未来をどう変…

靴と身体、どちらに合わせる?

靴を買う時、つま先や踵などに窮屈さを感じても 「履き始めは慣れない感じがあるかもしれません」 「そのうち、皮(布)が伸びて気にならなくなりますよ」 という店員さんの言葉を信じてウン十年。 それは間違いだと「頭」が納得しつつあります。 上の言葉は…

目の優先順位

服を選ぶ時、自分が何を優先順位にして手に取っているのか 観察していると 1.色 2.形(シルエット) 3.デザイン であることがわかります。 「いやいや、デザイン優先でしょ」と思っていたのですが 私の目が何を見ているのか、何に惹かれているのか よ…

発見は「快」

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンの動きは 本当によく考えられています。 レッスンにはそれぞれタイトルがついているのですが タイトルを見ても正直「???」で、動きが予想できません。 レッスンの到着地が想像できないところがメソッドの…

誰からの言葉が一番効くのか

「よそのおばちゃんに、ゆうて(言って)もらお」 (親が言うより他人さんが言ったら聞く:行動が改まる) 子どもの頃、母に何度も言われた台詞。でも、今は 「一番身近な者にゆうてもらうのが一番聞く」 の方が正しいだろうと思っています。 タイミングと言…

試行錯誤の賜物

私の子ども時代の話を両親に訊ねると、いつも 父「そんなん、おぼえてへん」 母「あ〜〜、きかんといて!」 1)もう何十年も前のことだから、記憶がない。 2)あまり思い出したくない。 1については、私が小学校低学年時の課題「私が小さかった時のこと」…

言ったら聞く(効く)わけじゃない

子どもの頃、よく聞いた母の台詞 「よそのおばちゃんにゆうて(言って)もらわなあかん」 日常生活面で守る、注意するべきいろいろなことを 何度言っても聞かない、実践できない我が子に手を焼くと 決まって上の言葉が出ていました。 自分が言ったら効かなく…

方向音痴&地図を読めないアタマ

自分が「実は方向音痴らしい…」と気がついたのは30歳前後の頃。 同じころ「地図を読めない人間かも…」にも気づきました。 おかしいな〜。 それまで、特に不自由さを感じることなくいられたのに。 地元・京都から出ることが少なく、行く先・滞在先は 京都と似…

女子力に欠ける体型

原田曜平さんの本 「女子力男子〜女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す」 (宝島社/刊) を紹介していたラジオ番組の中で、 女性服を着る男子が増えてきている…という話がありました。 女装する、という意味ではありません。 男性のものよりカラー…

後回しを溜めない

あることに気がついて対応や処理が必要なのに 他の用事の途中だったり、今処理するにのは面倒に感じて 「後で片付けよう」「明日の朝やろう」となることがあります。 作業中に気がつき、それを処理しようとすれば 作業そのものが中断してしまう場合は「後で…

顔は口以上に物を言う

友人と楽しくお茶をしている時のこと。 日が暮れ始め、お店の窓ガラスに店内の様子が映しだされます。 話を続けながら、ガラスをちらちら見ていました。 すると、友人が一言。 「ねえ〜、顔が左右非対称になってるよ…」 「じっとしていたら気にならないけれ…

何で測る?

「自分のヨガの上達は、どれほど身体を曲げられるか、あるいは捻じれるかといったことではなく、妻や子供への接し方で測っている」 ―著名なヨガ指導者T.K.V.デシカチャ― 「たいていのことは20時間で習得できる」70頁 ジョシュ・カウフマン/著、土方奈美/…

気持ちをあげる

少し気分が落ち込んでいる時 友人から届いたデコメ*1の可愛らしさや スーパーの地産地消コーナーに並ぶ蝋梅の香りに 私の気持ちが上向きになりました。 そうした事柄で自分の気持ちに変化がもたらされるなんて 思いもしなかったのでびっくり。 「こんなこと…

発見してニコリ

毎日とはいわないけれど、いろいろな小さな発見があったのは 何歳頃までだっただろう? 発見して、一人でニコっとするだけだったり (まだ言語化できない) 何を発見したのか頭の中で整理していたり (人に伝えられるほどのまとまりはない) 発見を親やお友…

私は見ていた

私自身が普段何気なくしていること 特に家の中での行動・動きから、両親の姿を思い出します。 身体を動かすことで、私の頭の中に、 子どもの頃から目にしていた父母の動きが映し出されるのです。 思い出すことも意識することもなかったことが 映画を見るよう…

年季の差

なかなか泣き止まない赤ちゃんを抱いていたお母さん 彼女の祖母が出てきて 「ちょっと、かしとおみ」(=私に抱かせて) すると、赤ちゃんはスッと泣き止んだ。 どうしておばあちゃんが抱くと赤ちゃんは泣き止むのか 不思議やし、悔しいし… 9人の子どもを育…

動きの“のびしろ”がある

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンを受けると 自分の身体は、自分が思うようには動いていない ということに気づきます。 脚や腕を上げる 立って前屈する 後ろを振り返る …… といった大きな動きを細かく見ていると 自分がイメージしているよう…

エネルギーの出入りがある場所

病院へ行く度に思います。 「身体が元気でないと来れない場所だな…」 病院の外来では、 ・人が多く(医療従事者、患者、付添人etc) ・音が多く(待合のTV画面から、受付や会計・診察室前の呼出etc) ・椅子は座りにくく(座面の低いソファがあったりする) …

頬ずりは苦手

友人からの年賀状は娘さんの写真入り。 赤ちゃん(乳児)から幼児へと1年分成長した様子がわかります。 写真を見ながら友人の話を思い出していました。 パパ(友人の夫)は娘(赤ちゃん)が可愛くてしかたがない。 だから、娘に何度も頬ずりをする。 お髭が…

身体を中心に世界は回る

友人とおしゃべりしている時 相手がすまなさそうに小さな声で言います。 「あのね、私、頭痛も腰痛も知らないの…」 また、別の友人との会話で、相手の反応が少し妙なので 「ねえ、腰痛とか頭痛の経験ってあるよね??」と訊くと 「よく知らない…」と返ってき…

記事も記憶も行方不明

ブログ記事を書くために、記憶があいまいな点を確かめようと 自分の過去記事内を検索。 「たしか書いたよね〜…」という一文を見つけようと 思い当る単語のいつくかを検索小窓に入力するのですが 見当たりません。 自分の記憶の中では、とても印象的な出来事…