フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

私は地図を読めるようになるか?プロジェクト

机の上で地図を見るのは好きでも
外に出て、地図と現実を見ながら移動するのは苦手です。


自分の進行方向を地図の「上方」ととらえるので
手にしている地図をくるくる回します。
地図には文字が書かれています。
地図を回すと文字も上下逆さまになります。
カー・ナビなら矢印はいつも上を向いていて
表示される地図の向きが変わる、という具合です。


歩き進め、角を曲がり…する度に地図の向きを変える。
その度に目にする地図を見る方向もその上に載る文字方向も変わる。
そんな風にくるくる変わる視覚情報では脳も混乱して当たり前。


…ということに、ようやく気がつきました。


子どもの頃、知らない道でも平気でウロウロして
地図を持っていなくても、不安になることなく帰って来れたのに
社会人になって以降、地図を手にしてもしていなくても
自分の位置の捉え方がこんなに怪しくなってしまったのか?
しかも、それが益々ひどくなってきている。


そんな状態にストップをかけようと、地図を手に歩くとき
地図をくるくる回さない!を試し始めました。
いつものように「くるくる」したくなるのをグッと我慢。
目にする地図は動かないけれど、現実の私は動いている。
地図上の自分の位置を把握するのに必死です。


普段の私はどうしているから、私の目と脳は何をしているから
混乱するのだろう?を観察し探っています。


この探索はしばらく続けてみます。