フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

専門的な話の前にアタマをゆるめる効果

「鼻のせいかもしれません」 (黄川田徹/著、ヨシタケシンスケ/画、筑摩書房) ヨシタケシンスケさんの絵ひ惹かれて手に取った一冊。 構成がとても良く、著者お二人が伝えたい内容がよくわかります。 (ヨシタケシンスケさんは絵+αなご担当です) 本は3…

動きの学習はつづく

フェルデンクライス指導者養成コースを受講中 たくさんのグループレッスン(ATM)*1を受けました。 いろいろなタイプのレッスンがあり、 レッスンを通して、自分の得意不得意がはっきりします。 「このレッスンはいろいろ発見がある!」 「苦しいだけで、こ…

ほんとーにわかってない・・・似たもの夫婦

思春期を過ぎた頃からだったと思います。 両親のやりとりや行動を見たり聞いて 「ど〜して相手のことがわかんないんだろ??」 と不思議に思っていました。 これは今も続いています。 特に「それをしたら(言ったら)相手はいやがる(不快になる)」 そんな…

アナタが正しいです

ハイ!アナタが正しいです! 突然私の口をついて出てきたこの言葉。 「アナタ」とは「身体」のこと。 この言葉を聞いた私の脳内では 「(一体誰が言ってるんだ)?」 「やっとわかったか〜!」 「ホントかな?」 という声がしています。 歯を治療中の私は、…

脳内会話は弾む(参加人数不明)

フェルデンクライス・メソッドを学び始めて丸10年経ちました。 飽き性の私にしては、ほんと長続きしています。 いや、そもそも飽きがこない。いつまでも面白い。 毎日、レッスンをしているわけではないのですが 今の私が「これかな?」と思う動きや観察を 日…

輪っかをぐるぐる(フィードバックループというらしい)

動く→感じる→考える→試す(動く)→感じる→考える… フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンでは この「輪っか」をぐるぐる回します。 ただ、動きが ・速い ・力が要る ・負担がかかる姿勢 だったりすると「輪っか」が作れません。 「輪っか」の始ま…

見る目の高さが上がっていく

「一〇三歳になってわかったこと」 篠田桃紅・著 幻冬舎刊 今を生きていらっしゃる方が書いた本だと感じました。 仕事柄、多くの高齢者に接し、お話をたくさん聞いてきましたが その方々とは違う視点を感じます。 ナニがちがうんだろ? 篠田さんの言葉は、身…

「好きなことは後回し」の影響

食事時どういった順番で目の前に並ぶ料理を食べるか? 私は『苦手なものから食べ始めて、後で好きな物』です。 これは子供の頃、食が細かった私の「戦略」だったのですが このことが、今も私を縛っている…と本当に思います。 もうビックリするくらい、私の行…

情報量が少ない分、考える工夫する

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンでは BGMもないし、鏡もなし。 動きのお手本もなし。 おまけに寝転がったまま動くレッスンが多い。 何より身体(筋肉、動き)のパワーやスピード、柔軟性…を 求められない(問われない)のが私にとって楽。 …

分解は愉し

「分解してみました〜現代人のためのテクノロジー解体新書」 (トッド・マクラレン/著、金成希/翻訳 (株式会社パイ インターナショナル) 目にも頭にも好奇心にも楽しい一冊です! 空中にほうり投げたらバラバラに分解して落ちてきた… そんな瞬間をとらえ…

やっぱり図書館好き

近くの図書館、入口近くには小学校低学年向けの書棚。 奥へ進むにつれて学年が上がっていくような書棚のレイアウト。 書棚とは別に、靴を脱いでカーペットの上で読める 小さい子向けの絵本コーナーもあります。 文字がびっちり並ぶ本も良いのですが ふりがな…

おやつの時間に絵本

絵が美味しそう〜♪ 「和菓子のほん」 (中山圭子/文、阿部真由美/絵、福音館書店) 中川李枝子さん&山脇百合子さんコンビ☆ 「おやつ」 なかがわりえこ/文、やまわきゆりこ/絵、福音館書店 やっぱりカステラ! 「カステラ、カステラ!」 (明坂英二/文…

背中に見とれる

去年の5月、玄関先にやってきたツバメは ホバリングしながら 私に面と向かって口をめいっぱい開けて 鳴いて「アンタ!ちょっと邪魔しないでよ!」と訴える 実年齢は若いけれど、行動は中年女性っぽい 赤いバンダナを首に巻いたような胸元の赤い三角が目立つ…

過ぎたるは…ちがいを見失う

一生懸命すぎても 必死になり過ぎても 忙しすぎても 急ぎ過ぎても 苛立ちすぎても 落ちこみ過ぎても 動きすぎても 食べ過ぎても 音が大きすぎても 香りが強過ぎても …… いろいろな「過ぎる」が私の中や周りにあると いろいろな「ちがい」を感じることが難し…

身体との「対話」から「探検」へ

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンを受けていると 「身体と対話する」というより「身体を探検する」という イメージの方が最近は強くなっています。 以前は「対話型」だったので ふ〜ん、ここまで動くのはイヤなんだ なるほど、本当は無理があ…