フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

動きの学習はつづく

フェルデンクライス指導者養成コースを受講中
たくさんのグループレッスン(ATM)*1を受けました。


いろいろなタイプのレッスンがあり、
レッスンを通して、自分の得意不得意がはっきりします。
 「このレッスンはいろいろ発見がある!」
 「苦しいだけで、こんなのキライ!」
 「そもそもどんな動きなのかイメージすらできない」
…と様々です。


不得意なレッスンの時、ふと周りを見渡します。
 私と同じように四苦八苦している人
 力技でこなそうとしている人
 とても楽そう&楽しそうに動いている人
…いろいろなタイプがあると知ることが出来ます。


はじめは「この動き苦手(嫌い)」と思考停止していたのが
周りを見ることで「あれ?」となるのです。
特に「とても楽そう&楽しそうに動いている人」を目にすると
「ど〜して彼女/彼はあんな風に動けるんだろ?」
「ど〜して私は動けないんだろ?(動くと苦しい/痛いんだろ)」
と次第に疑問を持つようになります。


疑問を持っても、すぐに解決に結びつかないところが
少し悲しいのですが。


でも、この「ど〜してだろ?」は後々まで続きます。
「私もあんな風に動けるようになりたい」という思いがあるから
疑問を持ち続け、答えを探しつづけ、試し続けることができます。


小さな子どもが、動きの発達面で先をゆく月齢の近い子や
1〜2歳上のお兄ちゃんお姉ちゃんの動きを見て
やがてその動きを実現するのと似ているかもしれません。


ただ、彼らに比べると私の学習速度は超おそい!点が
同じ「学習」でも違うところです。


それでも、動きの学習はつづきます。

*1:ATM
Awareness Through Movement 動きを通した気づき、の略
これだけでは何のことかわかりませんね…
「動く」ことがメインではなく「気づく」ことの方が大切
…そんな身体の動かし方、といったらいいでしょうか。