フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大人もむずかる

赤ちゃんは、何か体の調子が悪かったり、眠かったり、お腹が空いているとむずかったり、泣いたりします。「少々熱があっても、機嫌よくしているなら大丈夫。ごはん食べているなら大丈夫。」とよく母が言っていたことを覚えています。 先週、あの体と内臓が重…

山田ズーニーさんのワークショップで感じたこと

昨日の朝日新聞教育セミナー、山田ズーニーさんを講師に迎えた『コミュニケーション力を磨こう』のワークショップ部分で感じたこと。子供から大人(お年寄りも含む)まで、人はかなり自分の話を他者に聞いてもらえていないのかもしれない、ということです。 …

山田ズーニーさんのセミナー「コミュニケーション力を磨こう」

今日は朝日新聞社主催のセミナー『コミュニケーション力を磨こう』に参加した。講師はコミュニケーション・インストラクターの山田ズーニーさん。 以前彼女の著書を何冊か読み、「ズーニーさんの『文章を書く』ワークショップってどこかで開催していないかな…

来た道を戻る

キャーキャーワーワーとあちらこちらへ行こうとしていた私の内臓たちも、落ち着きを取り戻してきました。あれほど賑やかだったのに、今は大変大人しくなっています。内蔵が定位置に戻り始めると、重く感じていた体も半分〜3分の1程度に軽くなりました。「だ…

Organize Myself

身体が重いと感じる日が続きます。内臓が所定の位置に収まってくれていない感覚があり、バラバラに好き勝手に出て行こうとする彼らを、お腹の皮一枚でせき止めています。 フェルデンクライスの個人レッスンにFI(Functional Integration:機能的統合)があり…

フェルデンクライスと体質改善

久しぶりに以前の私の身体を思い出しています。疲れてもいない、寝不足でもないのに身体が重いのです。先週半ば湿度がとても高くなり、蒸し暑く雨が降ったあたりからその芽は出ていたのでしょう。やたらと眠いことから始まり→胃が重くなり→内臓全部が重くな…

学ぶための場

クリシュナムルティの本『しなやかに生きるために−若い女性への手紙』から 学校は、 教師も生徒も共に外部の世界、知識の世界を探求するだけでなく、 また彼ら自身の内面に探りを入れ、 彼ら自身の思考や態度について学ぶための場でもあるのです。 (序文・?…

クリシュナムルティの本

これまでフェルデンクライス指導者養成コース(FPTP京都)の年3回春・夏・冬の講習が終わる度に読んでいたのは心をひらく体のレッスン―フェルデンクライスの自己開発法作者: モーシェフェルデンクライス,安井武出版社/メーカー: 一光社発売日: 2001/10メディ…

フェルデンクライスの自主勉強会

梅雨のうっとおしい空の下、今日のフェルデンクライス勉強会(FPTP京都の受講生による自主勉強会)には5人集まりました。もう蒸し暑くて、私のメガネは曇っていました。(エアコンをつけないで10:00-16:00の約6時間)前回の勉強会から2週間しか経っていない…

FTM(Fantasy Through Movement)??

フェルデンクライス・メソッドには2種類のレッスンがあります。 ● ATM:グループレッスン、Awareness Through Movement=動きを通した気づき ● FI:個人レッスン、Functional Integration=機能的統合 そのATM・FIレッスンがうまくいくと、内側で非常に面白い…

受け手にもなる

お年寄りが、ご自分の子供時代を思い出してのお話。 小さい頃、よくおばあちゃんに「ちょっと肩叩いてんか」て頼まれたわ。初めて肩叩きしたら、おばあちゃんに「そんなきつう叩いたら、痛いがな」て言われてな。加減がわからへんかったんやなあ。その後は、…

「リンク集」にupしました−かさみ康子さんHP−

昨日6月18日(水)かさみ康子さんより、フェルデンクライス・ジャパンのHP URLリンクの許可をいただきました。 ●かさみ康子さん フェルデンクライス・ジャパン 主宰者 FPTP Yokohama(フェルデンクライス・プロフェッショナルトレーニング)を主催 フェルデ…

内側にモニターを置く

ATM(フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン)が上手くいく時、私の外向きの眼と内向きの眼との割合は外:内=2:8、と昨日のブログに書きました。また、内側を観る偵察機「センチネル」が飛んでいる、ということも書きました。 ◆外側に視点 普段…

外向き:内向き=2:8

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンであるATM(Awareness Through Movement:動きを通した気づき)をしている時、なぜか私は映画「マトリックス」” THE MATRIX”の中の「センチネル」(だったと思うのですが…)を思い出します。確か「センチネル…

経験はやっかい

FPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)のクラスメイトに紹介してもらった本寓話セラピー―目からウロコの51話作者: ホルヘブカイ,Jorge Bucay,麓愛弓出版社/メーカー: めるくまーる発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商…

どれだけATMレッスンを想像できる?  −sekoさんのブログから−

sekoさんのブログ "LIGHT ON?"に 「フェルデンクライスメソッド」を含む記事頁 があります。 sekoさんが実際に受けられたATMを元にタイトルをつけられているようです。タイトルを工夫されているsekoさんのこと、どんどん手直しが入るかもしれません。 フェル…

セールスポイントを考える  −sekoさんのブログから−

ATMレッスンを受けていらっしゃるsekoさんのブログLIGHTS ON?の2008年6月8日付記事タイトル「テコさえあれば地球も動く」を見て、ある言葉を思い出しました。 (sekoさんのフェルデンクライス・レッスンに関する記事タイトルはとてもいいのです。そのタイトル…

フェルデンクライスについてのインタビュー  −春田亜希子さんのブログから−

フェルデンクライス・プラクティショナーの春田亜希子さんが出演された「大人のインキュベーター部」を聞きました。 ●春田亜希子さんのブログ 『 mix drops 』 http://harufeldenkrais.blog22.fc2.com/ ●mix drops2008年6月2日付『デビュー!?』 http://har…

フェルデンクライスの人は静か

友人に「フェルデンクライスに参加してる人って、なんか静かよね」と言われました。「静か」の意味がよく分からなかったので、私が「???」という顔をしていたら「ピラティスとかヨガと違って静かでしょ?」と付け加えてくれました。 私はヨガのレッスンや…

フェルデンクライスの勉強会

先日(2008年6月8日(日))に、フェルデンクライスStudy Groupの勉強会がありました。今回の参加者は、Groupメンバー4人と別のGroupから2人の計6人です。 フェルデンクライス指導者養成コースの2008年第1セグメントが終わった5月中旬以降、コース生の学習意…

伸びる季節

田んぼのすぐそばを通ると、稲苗の周りに何か動く影が見えます。アメンボ?と思ってさらに近くに寄って水面を覗くと、小さな小さなオタマジャクシでした。泥の中にいても、私の影に驚くのか、ピュッと移動してまた泥の下に潜ります。 そんな彼らも、あっと言…

カラヤン

偶然見たNHKの番組「知るを楽しむ―私のこだわり人物伝」(2008年6月10日朝再々放送分)から。 天野祐吉さんがカラヤン(1908−1989)を取り上げていた第3回『時代のトリックスター』を見ました。カラヤンがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮する練習…

ハードな質問

池上六朗さんの講演 2008年6月7日(土)の神戸女学院シンポジウム「身体の言い分」で気になったこと言葉をもうひとつ。基調講演をされた池上六朗さんのお話から。 (池上六朗さんが主宰される「三軸修正法」HP:http://www.sanjiku.com/) 私は施術する前…

できる自分とできない自分

6月7日(土)神戸女学院でのシンポジウム「身体の言い分」で、甲野善紀さんの言葉 「できる自分」と「できない自分」を超えた自分がいると うまくいく(技がかかる・技を受けられる)ように最近思っています。 ( )内は私の補足です 甲野善紀さんのお話には…

甲野善紀さんの手の動き

昨日聞きに言った神戸女学院でのシンポジウム「身体の言い分」(第3弾「身体性の教育」シンポジウム)で感心したり、なる程と思ったり、色々ありました。 その中でも甲野善紀さんの 話をされる時の手の動き 「できる自分とできない自分」という言葉 が一番印…

甲野善紀さんの手

今日、神戸女学院で開かれた 第3弾「身体性の教育」シンポジウム『身体の言い分』 を聞いてきました。シンポジウム前半は、「三軸修正法」の池上六朗さんが基調講演をされました。後半のパネルディスカッションでは池上さん、甲野善紀さん、内田樹さん、島崎…

考えるスピード

朝日新聞の記事 朝日新聞6月5日付朝刊のスポーツ面に、サッカーの前日本代表監督のイビチャ・オシム氏が日本サッカー協会アドバイザーに就任したという記事が載っていました。その中の就任会見一問一答から ――日本選手は何が不足しているのか。 たくさんある…

テープ起こしで「砂金採り」

FPTP京都での講義をテープ起こししています。('08.5/29「テープ起こし」)今、私が担当しているのは5月13日の分。テープ起こし作業をすることで、あの日の講義を再体験しています。講師の言葉をひとつひとつ文字にしていくことで、私の「脳のザル」(目が粗…

中村軒の『くず桜』

先週の木曜日と同じ今日は雨。雨降り・雨上がりの日は中村軒へ。いつもよりお客さんが少ない茶店内で、美味しい和菓子をいただくと、ざわざわしていた気持ちが静かになっていきます。 今日いただいたのは『くず桜』。初夏のお菓子なのでしょうか?見た目も舌…

背中の猫

私の背中はまあるい 私は『猫背』です。背中が丸いのです。小学校に上がる前までの写真の中の私は「猫」を背中に背負ってません。親に「背中が丸くなってるよ」と注意された最初の記憶は、小学校2・3年生の頃だったと思います。その頃の写真を見ると、「猫の…