フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

大人もむずかる

赤ちゃんは、何か体の調子が悪かったり、眠かったり、お腹が空いているとむずかったり、泣いたりします。「少々熱があっても、機嫌よくしているなら大丈夫。ごはん食べているなら大丈夫。」とよく母が言っていたことを覚えています。
先週、あの体と内臓が重く自分の体を持て余した後、徐々にいつもの軽さに戻っていく中で思い出したのが母の言葉です。赤ちゃんはまだ言葉が話せないから「泣く」「むずかる」「眠る」「笑う」「食べる」で自分の状態を表現します。大人は言葉が話せるようになった代わりに自分の心身状態をつかめなくなってしまうのでは?と思うのです。
でも、今回の私の不調もよくよく振り返れば、赤ちゃん時代にしていた身体表現をきちんとしているのです。「内臓が重い〜…体が重い〜…」と自覚する前にきちんと表現できています。

  1. わけもなく機嫌が悪くなる
  2. 夜眠りにくくなる
  3. 食欲が落ちる
  4. やる気がなくなる

もうこれは赤ちゃんのむずかりと同じですね。さすがに大人ですから泣くことはありません。赤ちゃん時代なら母親があやしたり体調をみてくれますが、大人の場合自分で面倒みないといけません。このときにどれだけ自分の面倒をみることができるかで、後が変わります。
それにしても、私はこれまでに何度同じことを繰り返して、セルフ・ケアが遅れ長引かせてきたことでしょう?