フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

間をとる

ラジオ番組のポッドキャスト配信の音声をICレコーダーに入れ 家事をしながら聞いています。 一日平均2〜3時間は聞いているでしょうか。 そうした音声を聞きながら思うのは「間」の大切さです。 話し手が置く「間」があることで それまでの内容を少し振り返…

相手のことを思っているのに

「出かけて家に戻ったら(父の作業が)終わっていなかった」 少し苛立った口調で母が話します。 母が外出して3〜4時間家にいない、時に 父が物を片付けたり掃除をしたりします。 ところが、その時間内に父の作業が終わらないと 上のような母の言葉が出てく…

共通体験の有無

「子どものとき、経験したことあったよね?」 「大人なら経験したことあるでしょ」な身体の痛みや不快感。 だれもが一度は皆が体験しているものだと思っていましたが… ちがうのですね。 「私、実は頭痛知らないの」 「『胸焼け』って聞いたことあるけどどう…

あれ?私とちがう

私の自分の身体や頭(感じ方、物の見方考え方)が 世間的にも当たり前/標準だととらえて行動をしがちです。 自分の頭も身体も生まれた時からずっと自分と共にあるので 自分の外も、それを元に構成・組織化されているのだろうと。 そう思い込んでいるので、…

外に出してビックリ仰天

わかったつもり、知ってるつもりで 話したり、書いたりして気が付きます。 全然わかっていない!ほとんど知ってない!!ことに。 例えば、映画のあらすじや、本の内容、TV番組の情報。 自分では「楽勝〜♪」と思っている内容も 話してみると、穴だらけ、前後…

感覚にフタ

1泊2日の短い旅行でも 自分が暮らす人が多い所から、人の少ない自然の多い所へ行き 旅先から戻ってくると、慣れた場所にも違和感をおぼえます。 行った先は、いつもと違う場所へ行くのですから そこでも違和感を覚えるですが、これは上のそれとは違います。…

意志に頼るより、身体環境を整える

意志の力で自分の行動をコントロールしようとしても 失敗に終わるだけでなく、それが繰り返されると 自分に対する失望感が重なっていってしまいます。 「また、できなかった…」 「私は意志が弱くて…」 「やる気が足りない…」 決意すれば、努力すれば、頑張れ…

気持ちにECO

食器を洗う時、蛇口から出る水の量や勢いがないと 汚れが落ちない!と思っていました。 チョロチョロした水で洗っていたら、 いつまでたっても汚れた食器はきれいにならない…。 ある時ふと思います。 台所に立つ時にいつも私と一緒にある 「急がなくちゃ」「…

親にインタビュー

小学1、2年生の時、たぶん社会科だったのだろうと思いますが 「私が生まれてからこれまで」を親に聞いたり自分で思い出して書く という授業がありました。 この課題はとても面白かった記憶があります。 自分で思い出すことも楽しかったのですが 自分のこと…

記憶の重みが変わる

「産後クライシス」 TV朝の情報番組で取り上げられたり、本のタイトルになっていたりします。 私(初めての子ども)を妊娠&出産時、父の言動に関する母の記憶 1)体調について嫌味なこと言われた 2)陣痛が始まってるのに「散髪行ってくる!」 3)分娩直前、退…

時間との勝負

何かを見聞きして、何かを感じて私の内側が動いた時に 「これを今日のブログに書こう!」と思います。 ただ、その後すぐにパソコンの前に座って記事を作成することは なかなかできません。外出中だったり、家事の途中だったり…。 ですから、書こうと思ったこ…

固めている身体と視界のつながり

フェルデンクライス・メソッドのグループ/個人レッスンを受けていて レッスンが始まってある程度時間が経つと、 目に映るものが変わってきます。 これを「おもしろいな〜」と楽しむ一方で 「ところで、私は何をしているの?」と観察をしています。 レッスン…

陽の光にはかなわない

日の出とともに「今日もやるぞ〜!」と気持ちは前向きになり 日の暮れが近づくと「今日はおしまい」。 晴れの日は、気持ちがフワフワと浮き 曇りの日は、気持ちがやや沈みがち。 太陽の、晴れの日の明るさに 日々の気持ちが大きく影響されています。 あの強…

感覚を通した視点の広がり

松山城の天守閣に登った一昨日の話のつづき。 目でとらえるもの、感じることが違う友人との時間は 大変おもしろいものでした。 「ほら!あれ!何々に見えへん??」 「においが変わった」 「風が通るぅ〜」 「あんなところに、カマキリ♪」 「雲の動きが速い…

眼の行く先のちがい

松山城の天守に友人と登ってきました。 天守に登るのは、子供の頃の姫路城以来です。 身長が今の3分の2程度の子どもの視界と、大人の今では 見えるもの、感じること、興味の向かう先が随分違っています。 子どもの頃は、他人様のお家にお邪魔した気分で探検…

身体と頭で協力して働く

「タイミング、タイミング…」 この言葉が10/6以来、頭の中でぐるぐるクルグル回っています。 私の中にある何か(課題や問題)を 解くことにつながるかもしれない言葉なのでしょう。身体はとっくの昔に理解していることを 今、頭が必死にわかろうとしています…

身体は頭に先行〜タイミング

先週(10/6〜)体験した水中でのフェルデンクライス的な動き、 講師の方の口から何度か出た言葉が「タイミング」です。 はやく動くとね、タイミングを逃してしまう 私にはとても引っ掛かる言葉でした。 フェルデンクライスのグループレッスンでは 「ゆっくり…

頭の働きも身体次第

この1週間は、4〜5年ぶりに携帯からブログ更新をしていました。 フェルデンクライス指導者養成プログラム(4年間)受講中の トレーニングがある日は携帯からの更新を苦もなくしていましたが 今回はきつかった…です。 一番の理由は「眼」です。 携帯(ガラ…

大人の遊び

子どもの頃、狭く低く細い空間にも体を入れられました。 そんな空間に自分の体全体を入れることが面白くて 塀の隙間や縁側の下などに潜りこんで探検していました。 ・体全部を上手く操作して入る ・入った空間の中で見える匂うものとの出会い ・空間から見た…

親と子の思いは違う

今日は地区の運動会。 日頃、運動不足な大人が参加する運動会にケガはつきもの。 風に乗って聞こえてくる歓声や運動会BGMを耳にしながら 今年も無事に終えられますように、と祈っていました。 開会式から閉会式まで参加した父が帰宅するなり 「今年もいろい…

もう十分大きくなりました

いつもお世話になっている靴屋さんとのお付き合いは20年以上。 名古屋の靴屋さんから紹介していただいて以来です。 これまで愛用していた靴はドイツの小さいメーカーのもの。 そのメーカーさんが火事が廃業された後は 靴のソール交換して履き続けてきました…

環境のちがいを知ったからには

一年ぶりに会った方が「前より健康そうで落ち着いた顔をしている」と おっしゃっていたらしい。 直接聞くことが出来ず残念ですが、嬉しいコメントです。 一年前に比べのんびりした生活をしているからだろうな…と思います。 久しぶりに通勤電車に乗ったり、街…

わかんなくてもOK

水中でのフェルデンクライス・メソッド的な動きの体験は 私が水が苦手なこともあってか「陸(オカ)」の時ほど 自分の身体を感じることが簡単ではありません。 「水の中は自分の身体の様子がわかりやすい♪」 「今、どこを硬くしているかすぐわかる!」 そん…

身体と頭の奥底に潜る

フェルデンクライス・メソッドの個人レッスンをうけると 子ども返り(赤ちゃん返り?)することが私にはあります。 レッスン開始後しばらくは 「要らない力が抜けているかな?」 「このプラクティショナーさんは何を考えてるのかな?」 「私、余計な思考ばか…

発酵はつづく

昨日の水中でのATM((ATM:フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン、Awareness Through Movement)風な動き体験の後、脳内発酵が続いています。 「(水が)冷たい」「寒い」が勝ってしまいがちな頭でしたが そんな頭でも「?」「!?」な“引っ掛かり”…

仮説〜金ヅチは水温が低いから

十数年ぶりにプールに入りました。 子どもの頃からプールは苦手。 浮かぶより沈むのが得意な金ヅチ。 今回は泳ぐことが目的でなかったのでストレスは小さい方でしたが それでも苦手意識が顔を出します。 「そんなに構えなくてもいいんじゃない」と思うのです…

テスト

そんなに見つめなくても

フェルデンクライスのグループレッスン*1の中の一部の動きを、夜寝る前や朝起きた直後、布団の中でします。 小さく小さく動きます。 慣れ親しんだ動きでも、小さく小さく。 小さく動くことで、筋肉の様子や他の部位をより感じることができます。 また、小さ…

現実はついてまわる

母が言う 「映画館で映画見ても、お友達と旅行に行っても ○○さん(父の名前)と焼肉食べに行っても それが終わったら家に帰らんとあかんやん? 『あぁ〜、現実に戻らなアカン…』 そう思うとイヤになるねん」 私が言う 「家に戻るも何も、自分の身体そのもの…