フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

共通体験の有無


「子どものとき、経験したことあったよね?」
「大人なら経験したことあるでしょ」な身体の痛みや不快感。
だれもが一度は皆が体験しているものだと思っていましたが…
ちがうのですね。


「私、実は頭痛知らないの」
「『胸焼け』って聞いたことあるけどどういうもの?」
「膝に痛みはあるけれど、腰痛は経験したことないねん」
口内炎って痛いらしいけど、わからへん」
「うちの家族は『ものもらい』なったことないな〜」
胃もたれってナニ?」
「食事してすぐ運動したら脇腹痛むの!?」
「『成長痛』ってどんなの?」
ねんざ/突き指、したことないな〜♪」
二日酔いって想像するんだけどわからない」
「私、肩こり知らんねん☆」
etc…


「何々の痛みに似て…」「胃もたれしそうな料理やな」など
経験ある者どうしなら話が通じやすいのですが
経験ない人には、なかなかわかってもらえません。
時には、会話がそこで終わってしまうことも。


ある年齢以上になると「病気自慢」になるのも分かる気がします。
会話が続けられますし、何より本人についての話ですから。


ただ、痛みを知らないに越したことはありません。