フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

相手のことを思っているのに

「出かけて家に戻ったら(父の作業が)終わっていなかった」
少し苛立った口調で母が話します。


母が外出して3〜4時間家にいない、時に
父が物を片付けたり掃除をしたりします。
ところが、その時間内に父の作業が終わらないと
上のような母の言葉が出てくるわけです。


父も母も「予測がはずれた」なのです。
  父:帰ってくるまでに片付けられるだろう
  母:帰る頃には片付いているだろう
その時間内に終わるような種類・分量の作業に手を付けるのですが
思いがけず手間どったり、思いがけず母が早く帰宅したり。
まだ終わっていないだろうから、と帰宅時間を伸ばしたのに
まだ終わっていなかった…。


母が喜ぶだろう、助かるだろうという種類の作業をしている父。
父の作業の邪魔にならないようにと気遣いをしている母。
どちらも相手のことを思っているのにハズレることがある。
すると、思いの行き場がなくなりイライラすることになります。


そういえば、私も家族がいない時を見計らって
掃除したり、整理したりしているな〜。
作業のプロセスを見せたり感じさせることなく
彼らが帰宅した時「すっきりした」「キレイになってる」と
驚きを与えたいからかもしれません。
そして、結果が驚き(嬉)になるかイライラ(怒)になるか
予測と段取りと選択が大切です。


父のフリ見て、我がフリなおせ