フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉を選ぶ - ブログの効用 

ブログを書き続けて変わってきたことのひとつに、言葉の選び方があります。 元々、作文が苦手で日記をつけたことがない私です。これまで書いてきた文章の量が少なく、「言葉の選択」以前の「何をどう書くか?」に必死でした。 そんな私でも、少しずつ考える…

「アイ・ボディ」(ピーター・グルンワルド著、片桐ユズル訳、誠信書房)

この冬、FPTP京都の講習(2008.12.27〜2009.01.08)では、講習前にある本を読んでいたせいか、いつもと違って「眼」に意識を向けながら、レッスン(ATMやFI*1)を受けていました。 その本とは、masaさんのブログ 『走ることが私のリズム。続けることは力にな…

人のふり見て我がふり直すためには

【人のふり見て我がふり直せ】 他人の性行の善悪を見て、自分の性行を改めよ。 (性行=日常の性質とおこない) (「広辞苑」より) フェルデンクライスのレッスンをしていて、ブログを書いていて思うことは、 先ず自分が何かを感じて、その結果 A)体を動…

フェルデンとブログの二本立て

最近、私は「自分との対話」に忙しいです。 道を歩いていても、自転車に乗っていても、台所に立っていても、歯を磨いていても…頭の中でぶつぶつぶつブツブツ…。自分の周りや手元に意識(注意)が向いていないので危険です。事故や怪我の元です。 脳舞台 「自…

内海英華さんの女道楽 − 桂文珍さん落語独演会にて

昨晩は桂文珍さんの落語独演会「笑う門には福来る」(京都会館第一ホール、18:30〜21:00)を聞きに行って来ました。 【演目】 ・桂楽珍さん「子ほめ」 ・桂文珍さん「老婆の休日」(文珍さんの創作落語) ・内海英華さん ・桂文珍さん「三枚起請」 ・中入…

うれしいコメント

この一週間のあいだに、私のブログ「なにを読んでも…フェルデンクライス」についてコメントを続けていただきました。メールや面と向かってのコメントです。たいへん嬉しいです。 ブログ読みやすくなったね! 前のデザインは、「1日、1日」っていう感じだっ…

自主勉強会でのフラットな関係

勉強会でよく聞くセリフ 昨日は、フェルデンクライス指導者養成コース(FPTP京都)で学ぶコース生の“Study Group”による勉強会の一日でした。 参加者の誰かが毎回口にする言葉があります。 ・やっぱり、勉強会は“勉強になる”なあ ・う〜ん。勉強会って、なん…

自主勉強会での学び

今日はフェルデンクライスメソッドの自主勉強会でした。毎回、誰かしらの口から出る台詞 FPTP(フェルデンクライス指導者養成コース)の講習も勉強になるけれど、この自主勉強会も違う意味でとても勉強になるよね。 自主勉強会に"講師"はいません。「教える…

ジュディ・ディンチはやっぱりいい−映画 007「慰めの報酬」

007シリーズ最新作 ”QUANTUM OF SOLACE”(邦題「慰めの報酬」)を見てきました。6代目ジェームズ・ボンド(James Bond)のダニエル・クレイグ(Daniel Craig)の2作目になります。 ◆作品について ・アクションシーンが満遍なく散りばめられてある ・ストー…

「比較」の他にもイロイロある

ATM(フェルデンクライスメソッドのグループレッスン)で体を動かしている時に、いつも「誰か」や「何か」と比較している自分がいることを書いていて(2009.02.17日、18日、19日付の各記事)、 私がしているのは比較だけじゃないのかも… と思い至りました。…

比較マニア

フェルデンクライスのグループレッスン(ATM)で、 ●指導者による動きのお手本はない ●目を閉じて周りの人の動きを見ていない から、自分の動きと比べることができる対象は目の前にないのに、 ●「きちんと動こう」 ●「上手な動きをしよう」 ●「失敗しないで…

比較しないで学ぶ−その2

自分の動きだけを意識してレッスンを受けていたらいい! ということで、これほど楽しくのびのびといられるのか!と喜んでいたのですが、目の前の具体的な他人との比較だけが比較でないことに、やがて気づき始めます。 (2009.02.17付「比較しないで学ぶ」よ…

比較しないで学ぶ

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン、 ATM(Awareness Through Movement=動きを通した気づき)では、 指導者の声による動きの指示に従って、身体を動かしていきます。 レッスンでは、受講者が身体を動かす前に ◆動きのお手本・見本はありませ…

時間をかけないための戦略?−「メラビアンの法則」

この1週間「メラビアンの法則」を目にする、耳にすること計3回。 〜メラビアンの法則〜 アメリカの心理学者、アルバート・メラビアン博士が 1971年に発表したコミュニケーション効果の観点から調べた、 人が他人から受けとる情報の割合(影響される割合)に…

「フェルデンクライス・ビタミン」説

先日、 身体が大きくなり、力がつき、内側からパワーが出てくる。夏休み前と後では、できる動きが違う。昨日と今日でも違いがある。…そんな成長期独特の感覚を思い出して、とても嬉しくなりました。「なんだか、いろいろなことができそう」 「可能性が出てき…

幸せな雨上がりの朝

今朝は、昨日の夜からの雨が上がったものの曇り空。雨と相性の良い私が、屋根のあるところから出たらすぐに降りだしそうな空です。 地下鉄を降りて、 同志社高校の側を流れる岩倉川に沿って歩き始めると、 空の色と逆に、気持ちが晴れやかになっていきました…

誰かを悪く言って、楽をするのは…

缶コーヒーのテレビCMです。 タクシーの後部座席に座っているサラリーマン2人 その一人が、隣の同僚(?部下?後輩?)に言う 「誰かを悪く言って、楽をするのはもうやめよう」 (キリン "FIRE"ファイア 「ブランド編」タクシー) これは15秒のテレビCMです…

成長期の感覚

今朝、布団から出て立ち上がった時、ふと気がつきました。視線がATM(フェルデンクライスのグループレッスン)後のように、いつもより高い位置にあります。前回ATMをしたのはもう2週間前のことですから、視線を高く感じる(姿勢が崩れていない)ことと直接関…

「今日もていねいに。」(松浦弥太郎/著、PHP研究所/発行)

今日もていねいに。作者: 松浦弥太郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/12/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 113回この商品を含むブログ (91件) を見る「暮らしの手帖」の編集長、松浦弥太郎さんの本です。 松浦さんの本を読む…

星に願いを[Part2]― by ビリー・ジョエル(Billy・Joel)

Papasanさんに紹介していただきました。 今朝、歩きながらぼんやりと考えていたこととにピッタリくる動画・声・歌詞に、 とても嬉しくなりました。 いつ、どこで、誰に(何に)、どういう形で 励まされたり、元気をもらったり、ワクワクさせられたり… するか…

「苦手」と「嫌い」のあいだ

私は小学生の頃から作文・絵が苦手でした。 何を書いたら(描いたら)いいのか、どう書いたら(描いたら)いいのか分かりません。夏休みの宿題『絵日記』は、“苦手”ダブルパンチで毎日頭を抱えていた記憶があります。 ●思ったこと感じたことを書けばいい ●見…

読書と感想文とブログ

masaさんが、ご自身のブログ『走ることが私のリズム。続けることは力になります。』で「やらないことリスト」を書いていらっしゃいます。(2009.01.21付記事) その中のひとつ 3)感想文・書評をやめる。 →本を読んで、ブログにアップしようと意気込むと、 …

星に願いを

(sekoさん) ↓ (Papasanさん)

ブログの文字色が「薄い墨色」に

昨日、ブログのデザインを変更しました。・文字色・文字/行間隔を、見やすいものにしたい ・引用部分に色をつけたい ・フォントを変えたい ・カメ君たちを目立たせたい が動機です。 「カメ君を目立たせたい」以外の項目は、以前から気になっていたことです…

模様替え

ブログのデザインをかえてみました。 新テーマ:http://d.hatena.ne.jp/themesample?soft-mocha 旧テーマ:http://d.hatena.ne.jp/themesample?hatena2-sepia

モモになれないけれど

誰かと会話している時、相手の話を聞いて返事をしたり 相づちを打つといった反応する前に、ほんの少し待つことで その会話がスムーズに進むかもしれないと少し気づくようになりました。 「返事する」「相づちを打つ」「表情をつくる」 という表に出る具体的…

はてなフォトライフ(Hatena Fotolife)でカメ君のスライドショー

「文字ばかりじゃ、つまんない」 とせっせと描いては記事に貼り付けているカメ君。Papasanさんから教えてもらった「Windowsのペイントを使ったお絵かき」です。 ある日そのカメ君をクリックしてびっくり。 私のブログがある『はてなダイアリ―』から違う頁に…

「『わからない』という方法」(橋本治/著、集英社新書)

先日 とカメ君がつぶやいているのを見た友人から 橋本治さんの「わからない」という方法 (集英社新書)に 『バレエダンサーの熊川哲也さんが子どもの頃「わかんない」を連発していた』 と書いてありましたよ とメールが来ました。以前、この本を読んだことが…

“Build up”と『3匹の子ブタ』

フェルデンクライス・メソッドのアシスタント・トレーナーであるロビー・オフィアーさん(Mr. Robbie Ofir)さんに個人的な質問に答えていただいた時、 お話の中に“Build up”という言葉がありました。 それは『自分で自分を丈夫に、強くしていきなさい』とい…

言葉で「動き」を説明する

君はトラクターの運転手ではない。 都会から来たアーティストなんだ。 (ボリショイバレエ第一ソリストの岩村さんに、喜劇「明るい小川」での役『アコーディオン奏者』が 村娘を口説くシーンの踊りを説明する振付補佐の言葉) (NHK「プロフェッショナル−仕…