フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

身体と頭の奥底に潜る

フェルデンクライス・メソッドの個人レッスンをうけると
子ども返り(赤ちゃん返り?)することが私にはあります。


レッスン開始後しばらくは
  「要らない力が抜けているかな?」
  「このプラクティショナーさんは何を考えてるのかな?」
  「私、余計な思考ばかりしている?」
  「もっと自分の身体に意識をむけなくちゃ」
  etc…

と頭が忙しいのです。


やがて、新しい動きや感覚を体験すると
  「わ〜ぉ♪」
  「ハハハ♪」
と少し驚いたり、可笑しかったりして声を出し始めます。


それが合図かのように、頭の中が静かになっていきます。
いつもの「あれこれ思考」している部分が大人しくなる…
そんな感覚です。


こうなると外見は大人で、中身は子どもに戻っていきます。
レッスンが進むにつれ声も出さなくなり
赤ちゃんが唇で遊ぶようなことをし始めます。


同時にプラクティショナーの手による指導とは関係なく
自分が試してみたいことを勝手に(自由に)し始めます。


フェルデンクライスの個人レッスンでは面白いことが起こります。
何も起こらない人もいらっしゃるし
私とは違う体験をされる人もいらっしゃるでしょう。


身体と頭の奥底へ潜る感覚を、私は興味深く感じているようです。