フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

意志に頼るより、身体環境を整える

意志の力で自分の行動をコントロールしようとしても
失敗に終わるだけでなく、それが繰り返されると
自分に対する失望感が重なっていってしまいます。
 「また、できなかった…」
 「私は意志が弱くて…」
 「やる気が足りない…」


決意すれば、努力すれば、頑張れば…と
頭の方からあれこれ指示しても
「私」は思うほど言うことを聞いてくれません。
頭は思いつきで指示することが多いので。


でも、最近思うのです。
「私の意志(の弱さ)」の問題なのかなぁ〜??


私の生活・人生は失敗の連続なのか?
コントロールできていないのか?
といえば決してそんなことはありません。
うまく出来ていることもあるし
いくつになっても出来ていないこともあるのです。


あることは思うように出来ていて
あることは自分の思い通りにできていない
その差はなんだろう?と意志に原因を求めることをやめ
代わりに自分の身体内外の環境を探ることをしています。


感覚をたよりに探ります。
  お腹空いていない?
  同じ姿勢が続いてくたびれてない?
  周りに気になる音や匂いがない?
  寒く/熱くない?
  喉かわいてない?
  

そして「もしかしてコレ?」と思われる状況を調整していきます。
例えば、蛇口から流れる水量の調整、といったふうに。


そうすることで行動や気持ち(やる気の有無、高低)が変わってきます。
意志に頼るより、自分の身体の内外を整える方が効果的なのでは?
と最近考えて、実験&観察中です。