フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

気持ちにECO



食器を洗う時、蛇口から出る水の量や勢いがないと
汚れが落ちない!と思っていました。
チョロチョロした水で洗っていたら、
いつまでたっても汚れた食器はきれいにならない…。


ある時ふと思います。
台所に立つ時にいつも私と一緒にある
「急がなくちゃ」「パッパとしなくちゃ」という気持ちは
蛇口からの水の勢いや量と関係しているのでは?と。


水の勢いがあると目で音で手で速さを感じます。
水の量が多いと「もったいない」という気持ちが出てきます。


水の勢いに急かされ、水の量に焦りが生まれる。
ダブルで追い立てられている感じです。


チョロチョロはいやだけれど、急かされ感・焦り感をおぼえない
そんな水の量になるよう蛇口をひねりました。


すると、気持ちが下へおりていくことに気づきます。
力が入っていた肩もさがっていきます。
手元のガチャガチャした音がなくなります。


  もう少しゆったりと動かなくちゃ!
  何を慌てているの!?
…と自分の行動や気持ちに疑問を感じる時
台所の蛇口のひねる量を調整すると
私の行動が自動的に変わる。
脳からあれこれ命令しなくてもOK。意識する必要もない♪


昔からパチンコ店やスーパーのBGMで促してきたことを
自分の生活の中でも応用できるわけです。