フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

大人の遊び

子どもの頃、狭く低く細い空間にも体を入れられました。
そんな空間に自分の体全体を入れることが面白くて
塀の隙間や縁側の下などに潜りこんで探検していました。


 ・体全部を上手く操作して入る
 ・入った空間の中で見える匂うものとの出会い
 ・空間から見た外の景色“いつもと違うこと”に出会えるのが楽しかったのだと思います。


あの頃から身長も大きさも倍近く(倍以上)になっている今
あれほど惹かれた場所や空間は私の意識から遠くにあります。


でも、あの頃に近い感覚を得られるものがあることに気付きました。掃除です。
埃は狭いところ低いところに集まります。
そこを掃除しようとすると、身体を変形させないといけません。
普段持っていかないところに頭(顔)が行くのですから、
そこから見えるものはいつもと違う世界です。


掃除を通して子どもの頃の感覚が少しよみがえると
“探検”“あれこれ試す”といったことを自然と始めます。


身体を使いながら頭を使う。
筋肉も感覚も脳も参加する。


そうそう、この感覚♪
遊びと学びが同時多発的に起こる感覚。
面白いから止められない。


気がつくと三〜四時間休まず動いています。
身体も頭も喜び、その上きれいになる。
一石三鳥な大人の“遊び”です。