フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

フェルデンクライスの勉強会

先日(2008年6月8日(日))に、フェルデンクライスStudy Groupの勉強会がありました。今回の参加者は、Groupメンバー4人と別のGroupから2人の計6人です。
フェルデンクライス指導者養成コースの2008年第1セグメントが終わった5月中旬以降、コース生の学習意欲がますます高まっているようです。各Study Groupの活動は更に活発になって月1回の勉強会開催が月2回になり、また、コース生は自分が属するStudy Group以外の勉強会へも参加するようになっています。

  • 誰に強制されるわけでもない
  • 定期試験があるわけでもなくて
  • 自主的に勉強する・参加する

強制されないからこそ、開催回数を増やしたり、別グループの会に参加したり。子供の遊びが楽しいのとよく似ています。楽しければ、言われなくても強制されなくても、自分達で場を作り、ルールを決め、役割を決め、時間を忘れて遊んでいます。
勉強会に参加すると、子供の頃の気持ちを思い出します。何かしら楽しいと感じているのでしょう。ただ、もう子供じゃないので、ATMレッスンを復習して上手く動けなかったり、2人一組でFI練習をしようとしてその内容を思い出せなかったりして「自己嫌悪に陥る」こともたくさんあります。それでも、勉強会にはいつも不思議さ・おもしろさ・楽しさがあります。
フェルデンクライス・メソッドを創った、モーシェ・フェルデンクライス(Moshe Feldenkrais)は「学習」「教育」に興味を持ち、“Learn without Will”ということを常に考えていたそうです。

  • 親・教師に言われるから
  • いい学校に行けるから
  • クラスで一番になりたいから
  • 実社会で役に立ちそうだから
  • ステップアップになるから

だけではない「学び」が大人になってもあることを、Study Groupの勉強会で感じています。