Organize Myself

身体が重いと感じる日が続きます。内臓が所定の位置に収まってくれていない感覚があり、バラバラに好き勝手に出て行こうとする彼らを、お腹の皮一枚でせき止めています。
フェルデンクライスの個人レッスンにFI（Functional Integration:機能的統合）がありますが、今の私は「機能」以前に「位置」の統合ができていない有様です。
いつもなら静かで大人しい内臓たちがキャーキャーあちらこちらへ行こうとするので、それをまとめることに必死で、その他のことに気が回りません。

ATMレッスン（グループレッスン）でよく聞く言葉に
” Try to organize yourself ”があります。「自分をうまく整えて」「自分を組み立てて」と通訳されています。私の身体は、動きをorganizeする前に、身体内部をorganizeしているんだ、というこれまた当り前のことに今回気づくことになりました。（身体内部をorganize出来ているから、無事動けるんですね）
身体内部のorganizeに手間取っていると、姿勢のまとまりはなくなり、自分の身体各部位の位置関係のとらえ方が不明瞭になり、自分と外部の物との位置関係もいい加減になります。いつもなら何も考えずに自動的にできている動作も、手足をぶつけたり、お鍋をひっくり返しそうになったり、車の往来を確認しなかったり、注意散漫で危ないあぶない。だって、内臓が流動化しているのですからそれを止めるので精一杯なのです。
それにしても、人間は動くため・目的の動作をするためにいろいろなことを整え、微調整し関係性を即時に把握していることに驚きます。