フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

フェルデンクライス・ATM

頭と身体の間にはズレがある

先日「セカンドウィンド」のことを書きました。(2008.11.25) 長距離ランニングで使われる「セカンドウィンド」という言葉をご存知でしょうか。 これは走り始めは呼吸が苦しく、とても長く走れないと感じていても、 しばらく経つとラクになって快適にランニ…

言葉を選ぶ

先日フェルデンクライス・プラクティショナーの方にお会いしました。この方が在籍されたFPTP(Feldenkrais Professional Training Program)で、何をどのように学んできたかといったお話を聞きました。その中で印象に残ったのが、彼女がFPTPで学び始めて早い…

フェルデンクライスATMレッスンと「声」

BOOK LOVERSを聞いて、私は番組で取り上げられる本のことではなく、勝間和代さんやゲストの 話す速度 声の高低・強弱 間 のことばかり書いているようです。 BOOK LOVERSだけでなく、映画やドラマ、ニュースやインタビュー番組、ラジオの公開番組etcを聞いて…

フェルデンクライスメソッドでTry & Error

ものごとの理解が遅く、のみ込みが悪い私にとって、フェルデンクライスメソッドは合うようです。制約感・強制感・脅迫感を感じずに、自分なりにぼちぼちと動けるからでしょう。 特にグループレッスンのATM(動きによる気づき)では、指導者の言葉による動き…

フェルデンクライスメソッドを通して自分に向き合う

フェルデンクライスメソッドの2種類のレッスン ●ATM : Awareness Through Movement(動きを通した気づき)【グループレッスン】 ●FI : Functional Integration(機能的統合)【個人レッスン】 を受けていることで、思いがけず「身体を通した気づき」を得て…

あやつり人形の糸は絡まりやすい

フェルデンクライスメソッドのATMレッスンをすると、私の脳からたくさんの目に見えない糸が出ていることを感じます。ちょうど、自分の身体という『あやつり人形』を動かしているような感じです。 ●人形をあやつる私=脳 ●人形の糸=神経 ●人形の手足=筋肉 …

思い通りにならないのは私の脳

フェルデンクライスメソッドのATMレッスン(グループレッスン)を通して、自分の動きの中にどれほど無駄な筋肉の緊張があるかを思い知らされ続けています。これまで何度もレッスン中に、 何やってるの!? 信じられない〜!! いい加減にしてよ! 勝手に動く…

ぐるぐる回すと何が出る?−フェルデンクライスATMのおもしろさ−

フェルデンクライスのATMレッスン(グループレッスン)時、 私は『普通の呼吸ができる程度に動く』をかなり意識することがあります。すると、レッスン内容によっては、見た目でほとんど動いていないような状態になることがあります。 息を止めることも、浅く…

蛇口−手−口:出力と入力と気づきの輪

フェルデンクライスメソッドのグループレッスンATM (Awareness Through Movement:動きを通した気づき)では、 普通の呼吸ができる程度に動く よう指導者からアドバイスされます。 動きの指示に従うことに一生懸命だったり 速く・大きく・多く動こうとしたり …

左目スルスル、右目にゴム

sekoさんのブログ記事『フェルデンクライスメソッド 29回目 目玉が動けばトイレが近い??』を読んでから、私は目玉を動かすことに夢中になっています。 左右の眼球を別々に動かす、というATMレッスン(フェルデンクライスメソッドのグループレッスン)です…

レッスン途中で寝てしまう…

夜一人ATM(フェルデンクライスメソッドのグループレッスン)をするのはいいのですが、毎回レッスンの最後までたどりつけません。途中で寝てしまうのです。… もう【睡眠導入剤】と化しています。 一人ATMは、 講習会で習ったレッスン(←記憶は定かでない)を…

鴨居にぶつかる〜…

部屋で一人ATM(フェルデンクライスのグループレッスン)をした後、立ち上がって室内を歩き回ると、身長が伸びたような感じがして気分が良いのです。ただ、部屋から部屋へ移動しようとする時、鴨居に頭をぶつけそうに感じて、必ず頭を少し下げ背を縮めて通り…

分化度の低いワタシ−sekoさんのブログ『LIGHTS ON?』から−

sekoさんのフェルデンクライスATMレッスン最新記事(2008.09.14付)を読んで、改めて私の身体は動きの分化度が低いことが分かりがっかりしています。 sekoさんのブログ『LIGHTS ON?』2008.09.14付記事 ●●●フェルデンクライスメソッド 29回目 目玉が動けばト…

私だけじゃないんだ−ゆかさんのブログ『ゆかの温泉クリッピング+α』から−

ゆかさんのブログを読んで、思わず私だけじゃないんだ〜… ●ゆかさんのブログ『ゆかの温泉クリッピング+α』(2008.09.14付)→こちら ゆかさんの記事では、フェルデンクライスの夏トレーニング終了後の不調を書いていらっしゃいます。またその後の経過や気づ…

苦手な動きとフェルデンクライスの面白さ

苦手なATMレッスン(フェルデンクライスメソッドのグループレッスン)があります。頭を持ち上げる動作を含むレッスンです。フェルデンクライスを始めた頃から好きではありません。うつ伏せでも、仰向けでも横向きでも、寝た姿勢で頭を持ち上げることが苦手な…

ATMレッスンの指導−安井武さんのブログ『フェルデンクライス』から−

フェルデンクライスメソッドを日本に紹介された、第一人者である安井武さんが、ATM指導の難しさについて書いていらっしゃいます。 ●安井武さんのHP『フェルデンクライス研究会』→こちら ●2008年7月17日付の記事『出会いと発見その2−教えることと教わること…

奥歯の噛み締め

ブログはすっかり私の外部記憶装置となっています。 ブログを書く時に、「あの時、どう書いたかな?」等を確認するために過去の記事を見ることがあります。ブログ内検索の機能がありますから、キーワードを入力して【検索】をクリックすれば、キーワードを含…

フェルデンクライスのATMで眠りの質が変わる

夏のフェルデンクライス講習会(2008.08.01〜08.15)後は、「布団の上でATM」をするだけできちんとしたATMをしませんでした。 ●ATM Awareness Through Movement(動きを通した気づき)の略 フェルデンクライス・メソッドの2種類あるレッスンの内の一つで、…

フェルデンクライスで『ながらATM』は可能?

健康雑誌・ファッション雑誌・情報雑誌などの新聞広告でよく『ながら体操』といった文字を見ます。見出しから想像すると、 テレビを見ながら 台所仕事をしながら アイロンかけをしながら 洗濯物を干しながら 掃除機をかけながら 拭き掃除をしながら パソコン…

Organize Myself

身体が重いと感じる日が続きます。内臓が所定の位置に収まってくれていない感覚があり、バラバラに好き勝手に出て行こうとする彼らを、お腹の皮一枚でせき止めています。 フェルデンクライスの個人レッスンにFI(Functional Integration:機能的統合)があり…

FTM(Fantasy Through Movement)??

フェルデンクライス・メソッドには2種類のレッスンがあります。 ● ATM:グループレッスン、Awareness Through Movement=動きを通した気づき ● FI:個人レッスン、Functional Integration=機能的統合 そのATM・FIレッスンがうまくいくと、内側で非常に面白い…

内側にモニターを置く

ATM(フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン)が上手くいく時、私の外向きの眼と内向きの眼との割合は外:内=2:8、と昨日のブログに書きました。また、内側を観る偵察機「センチネル」が飛んでいる、ということも書きました。 ◆外側に視点 普段…

外向き:内向き=2:8

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンであるATM(Awareness Through Movement:動きを通した気づき)をしている時、なぜか私は映画「マトリックス」” THE MATRIX”の中の「センチネル」(だったと思うのですが…)を思い出します。確か「センチネル…

布団の中でATM

私は毎晩「布団の中でATM」(以下、「布団ATM」)をしています。私は、何事も三日坊主、根気・継続性がありません。「これから、毎朝早起きするぞ!」と思っても、早起きするために「毎晩早く寝る」だけで、肝心の起床の方はできず。「ラジオ英会話を続ける…

脳のサイクル(4/4)

フェルデンクライスのレッスンの後、私の場合「視覚」「聴覚」「嗅覚」に変化があると書きましたが、もうひとつあります。「平衡感覚」の変化です。今のところ私は、ATMでは床に横になって、FIでは「テーブル」と呼ばれるベッドの上に寝てレッスンを受けるこ…

脳のサイクル(3/4)

フェルデンクライスのATM(Awareness Through Movement:動きを通した気づき)やFI(Functional Integration:機能的統合)という2種類のレッスンを受けて変わるのは「見える世界」だけではありません。私の場合、「視覚」以外に、「聴覚」「嗅覚」にも変化が…

脳のサイクル(2/4)

「養老孟司&茂木健一郎の『天才脳』の育て方」18頁に 運動として出力されたものが、再び五感によって入力されるということです。たとえば、体の向きを少しでも変えると、そのつど見える世界が変化していきます。 とあります。養老孟司さんは、例として「体…

脳のサイクル(1/4)

養老孟司&茂木健一郎の「天才脳」の育て方 (AC MOOK)作者: 養老孟司,茂木健一郎,NHK科学大好き土よう塾出版社/メーカー: アスコム発売日: 2006/11/09メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見るからの引用です。 脳には3つ…

身構え反射

今回’08春・京都ワークショップでは、必要以上に「身構えている自分」に気づき大変ショックでした。動きの指示の声を聞き、動いていく、いや動こうとする前の瞬間にもう身構える私の体。その瞬間ごとに「これ(=反応)、どうしよう?…」と思い続けていまし…

‘08春・京都ワークショップで気づいたこと

4月20日(日)に参加したフェルデンクライス・京都ワークショップで一番気づいたことは、どんなにいつも私は構えて(身構えて)いるか、です。正直なところ、ここまでひどく身構えているとは想像していませんでしたからショックです。 講師の安井武さんが出…