フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

私だけじゃないんだ−ゆかさんのブログ『ゆかの温泉クリッピング+α』から−

ゆかさんのブログを読んで、思わず私だけじゃないんだ〜…


  ゆかさんのブログ『ゆかの温泉クリッピング+α』(2008.09.14付)→こちら


ゆかさんの記事では、フェルデンクライスの夏トレーニング終了後の不調を書いていらっしゃいます。またその後の経過や気づきも記事にあります。

私自身の不調が、フェルデンクライス夏講習の途中から続いている上、ATMを続ける割に改善しないために、「フェルデンクライスメソッドは、本当に私の身体に役にたつのかなあ?」とまた迷い始めた時に、ぴったり共感する記事でした。ゆかさんと不調の程度は違っても、具合もフェルデンクライスへの思いもよく似ています。


そして、ゆかさんの記事を丁寧に読んだ後、私の中の観察者(身体を内側から観る眼)に変化が生まれたのです。ゆかさんのブログの一文

   ほんの小さな足首の変化が、全身に大きな影響を与えることもあるのです

痛みや違和感がある頚部や耳周辺ばかりを注視していた私の「観察者の眼」が、急にそれ以外の場所へと向き始めたのです。すると、これまで全く意識することがなかった上腕の緊張に気づきました。


フェルデンクライスメソッドは、痛みがあったり上手く動かせない部位に直接アプローチすることを避けます。そのことはATMやFIの経験から知っていましたので、頚部でないところからアプローチしようと、手首・足首・骨盤・腰椎・胸椎・肩甲骨…を動かして探していたのですが、首の痛む部分へつながりません。「一体、この場合どこから動かせばいいの!?」と苛立ち始めたところに、ゆかさんの記事です。


「上腕の緊張」に関係するレッスンを、と思いましたが思い出せず、「指を動かしたら上腕につながるだろう」と考え『鳥になって飛ぶ動き』(別名『バレリーナの指先』)というATMを昨夜してみました。

  1. うつ伏せに寝て、顔を横に向け、両腕を肩の高さに床に伸ばしておきます
  2. 手のひらは床につけています
  3. 顔の向きと反対方向の指先を動かします
  4. 親指→人差し指→…小指と1本ずつ床から小さく持ち上げていきます
  5. 1cmも持ち上げたかどうかの指の動きが、どこへエコーのように身体へ伝わっていくかを観ます

ここで、眠くなったので寝てしまいました。


すると、今朝起きたら
  ここ1週間感じていた首の違和感がありません。
  うがいをする時「ビキッビキッ!!」と走っていた痛みが姿を現しません。
  朝ごはん、おかずを口へ運ぼうと少し開けただけで痛むこともありません。


こうしてブログを更新している今(夕方)、また違和感と痛みが出てきています。それでもアプローチする部位を探せたのだとしたら、これは大変嬉しいことです。今晩もう一度試してみます。