フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

アナタが正しいです

  ハイ!アナタが正しいです!
突然私の口をついて出てきたこの言葉。
「アナタ」とは「身体」のこと。


この言葉を聞いた私の脳内では
  「(一体誰が言ってるんだ)?」
  「やっとわかったか〜!」
  「ホントかな?」
という声がしています。


歯を治療中の私は、薬を飲む必要がありました。
治療中の歯で物を噛めない、治療にくたびれた…があり
食欲がいまひとつ。
「薬は食後!」「食べないと回復しにくい」を考える頭と
「食べる気しないな…」な身体。


何かしら食べた方が良い、この点で両者は一致。
では、何を食べるのか?
ここで、頭が何を食べるか提案し、身体が「それはちょっと…」と
やりとりを始めます。
面白いのは、いくら頭が理屈であれこれお勧めしても、
嫌なものはイヤとはっきりしている身体のギャップです。


両者、折り合いがついたのが「食パン」。
(ここで、冒頭の言葉が出てきました)
頭にしたら「昨日の晩御飯も今朝も食パンで、お昼も!?」
身体にしたら「食パンは口の中でまとまるから噛むのがラク!」
ここが決まれば、副食では揉めないから不思議。


身体に従う方が葛藤が少なくて合理的なのでは?と
薬のせいでぼんやりした頭は考えています。