フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

輪っかをぐるぐる(フィードバックループというらしい)

  動く→感じる→考える→試す(動く)→感じる→考える…
フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンでは
この「輪っか」をぐるぐる回します。


ただ、動きが
 ・速い
 ・力が要る
 ・負担がかかる姿勢
だったりすると「輪っか」が作れません。
「輪っか」の始まりと終わり、頭とシッポがくっつきません。


今の自分の身体にラクでない動きやツライ姿勢では
感じるも考えるも顔を引っ込めたまま。
カメが頭手足を甲羅の中に引っ込めている姿に似ています。


カメは安心できる状態でないと頭や手足を出しません。
私の頭も身体も同じ。
安心、安全な状態でないと感じるも考えるも出てきません。


「輪っか」ができる状態になると
少しずつ「輪っか」を回すことができます。
試行錯誤(試考錯御)、頭で考えたことを身体で出力してみます。
(頭でイメージするほど制御できていないことが多いのですが)


で、思ったほど上手く動けなくて「?」となり、また考えます。
この繰り返し。
自分の身体を使って動き、自分の頭で考え、自分の身体で試す。
これが面白いのです。


なんてったって結果がすぐわかるのですから。
感覚が高まれば、結果は即わかります。
動く前から「これは違うだろうな…」の予測もつきやくすなります。


自分の外にあることについて「輪っか」を回すのでなく
自分そのものを「輪っか」にするのですから飽きません。


この「輪っか」を「フィードバックループ」というらしい…と
今日知りました。