何で測る?
「自分のヨガの上達は、どれほど身体を曲げられるか、あるいは捻じれるかといったことではなく、妻や子供への接し方で測っている」
―著名なヨガ指導者T.K.V.デシカチャ―
「たいていのことは20時間で習得できる」70頁
ジョシュ・カウフマン/著、土方奈美/訳、日経BP社/刊
「フェルデンクライス・メソッドの上達」や
「フェルデンクライスのATM*1の上達」といった考え方を
私自身はこれまで持ったことはありませんが、上の言葉に倣って言うなら
私のフェルデンクライス・メソッドに対する理解度は
ATMでどれだけ無理なく痛みなく、楽に軽く動けたかといったことでなく
日常生活の様々な場面で、感じ→考え→行動できたか?で測っている。
(レッスンや生活の中で得た気づきを、
その後の行動に活かせたか、実践できたか?で測っている)
です。(現時点では♪)
身体や動きに影響を与える面がありますが
それよりも物の見方や考え方、行動に影響が出てくるという点が
私にとってのフェルデンクライス・メソッドのおもしろさです。
変化に時間がかかるかもしれませんが
自分の頭と身体を使って考えて、行動し、振り返り…
というプロセスを「動きを通して」学ぶという点でユニークです。
フェルデンクライス・メソッドは。
*1:ATMフェルデンクライス・メソッドのグループレッスンAwareness Through Movement動きを通した気づき、の略。動きの手本は示されず、指導者の声による動きの指示を聞いて動く。