フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

女子力に欠ける体型

原田曜平さんの本
女子力男子〜女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す
(宝島社/刊)
女子力男子 ~女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す
を紹介していたラジオ番組の中で、
女性服を着る男子が増えてきている…という話がありました。
女装する、という意味ではありません。
男性のものよりカラーバリエーションが豊富で価格も安く
ファッションにこだわりあるスリムな若い男性が
女物を着るようになってきた、とのこと。


今の男子高校生も大学生も細身です。
肩も腰も脚もほっそり。
確かに彼らなら、女物に袖・脚を通すことができると思います。


番組を聞きながら友人のことを思い出していました。
彼女が着る服のサイズは「150」「160」。
S・M・LLという世界ではありません。
サイズが150や160というのは、S〜LLで展開する大人服未満の
身長でサイズ表示される小学校高学年くらいの女の子が着る服です。


「着たいな〜って思うものが大人の服にはなくて〜」
「サイズもOKだったから、着てるの♪」とのこと。
可愛い色使いだな…と私が見ていた彼女の服は
大人のものでなかったとわかって納得。
大人物に比べて、色使いが明るくてポップで可愛いのです。


「私も着てみたい!」と友人から160サイズのTシャツを借りました。
片方の腕を通そうとした段階で「こりゃ無理だ」と試着中止。
友人が着るとサイズ的に子供服には見えないので
私も着られるかも、と勘違いしたのです。


普段、女性服のLやLLを着ている私が
サイズ160の服を着られるはずがありません。
今の服は、身体にフィットするデザインが多く
肩幅も身幅もアーム部分も小さめ。
ゆったりめが好みの私には息がつまりそうな仕様です。
そのため、男物のSサイズを服選びの選択肢に含めています。


男性がバリエーション豊かな女性服の世界へやってきて
私の服選びは、色もデザインもどんよりした男物へ移っている。


選択の幅が狭まっていくのは、イヤだな〜。
体型と着心地の好みが標準から外れているのだから仕方ない?