脳に余裕がないと声は換わらない
「コンピュータが仕事を奪う」
(新井紀子/著、日本経済新聞社/刊)
を読んでいて気がついたこと。
新井紀子さんの声で読んでいない!?
(新井紀子さんの声が聞こえてこない!?)
私は、ラジオや講演などのPodcastを聞いた後、
その話し手が書いた文章やインタビュー記事を読むと
その方の声や口調、リズム、区切り方、イントネーション等で
文字音声が頭の中に聞こえてくるのですが
この本ではそうならないことに気づきました。
【理由】
1)内容を追いかけるのに忙しくて「音変換」までやってらんない
2)新井さんの話口調と文章にギャップがある(イメージしにくい)
3)インタビュー記事や聞き書きでない文章である
放送内容が衝撃&刺激的で、
パーソナリティとのやりとりにリズムがあって楽しかったので
新井紀子さんご出演の放送*1を複数回聞いたし、
新井さんご自身の大変特徴あるお声と話し方があったのに…です。
「コンピュータが仕事を奪う」を読む私の頭の中に
新井さんのお声が響いてこないのは、理由1のせいだと思います。
ところどころ数式が登場し
「指数」「アルゴリズム」「テラ」etcの単語も含まれる文章を
追いかけるのに私の脳ミソは忙しくて余裕がない!のです。
それでも私の脳ミソはこの本に何やら惹かれるらしく
今のところ、音を上げず頑張っています。
*1:新井紀子さんご出演の放送ラジオフォーラム2015年1月5日Web公開第104回「コンピュータが、未来をどう変えるのか〜人工知能の最前線から〜」番組アーカイブhttp://www.rafjp.org/program-archive/104-3/