フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

言ったら聞く(効く)わけじゃない

子どもの頃、よく聞いた母の台詞
よそのおばちゃんにゆうて(言って)もらわなあかん


日常生活面で守る、注意するべきいろいろなことを
何度言っても聞かない、実践できない我が子に手を焼くと
決まって上の言葉が出ていました。
自分が言ったら効かなくても、他人さんが言ったら効くだろうと。


そうかな〜??」と叱られながら疑問に思っていました。
なぜなら、母に叱られるであろうコトをする前に
母の台詞を思い出して踏みとどまることができずやってしまうのでなく
コトが起こした直後、すぐ母の言葉を思い出してはいるからです。
つまり「すっかり忘れていたわけじゃないのに〜」なのです。


母から言われていたアレコレは
「そんなムチャクチャな」
「それは大人の勝手でしょ」といった類ではありません。
生活や社会の中で必要な振る舞いや行動です。


だから「そんなの大きくなればできるようになるもん」と
内心思っていました。
実際、ほとんどのことは実践できるようになっています。


ただ、当時若かった母からすれば
何回言わせるの!?」だったのだと思います。
お互いそれぞれにとっての「お手本」がない中
子育てし、成長発達してきて上出来だと思うのですが♪