試行錯誤の賜物
私の子ども時代の話を両親に訊ねると、いつも
父「そんなん、おぼえてへん」
母「あ〜〜、きかんといて!」
1)もう何十年も前のことだから、記憶がない。
2)あまり思い出したくない。
1については、私が小学校低学年時の課題「私が小さかった時のこと」で
両親にインタビューした当時、二人はすらすら答えてくれていたので
「記憶がない」は正しいのでしょう。
2について、若かった両親は生活・育児に一生懸命で
今振り返って自分たちの至らなさに気づき「思い出したくない」
のかもしれません。
両親にしても私にとっても、
育児、成長について周りに「お手本」「見本」がなかった中で
お互い試行錯誤しながら進めていけたのは
それなりに幸いしていると、今思うのです。