講談と読み聞かせ
昨年12月のラジオ放送から聞き始めた講談。
神田松之丞さんと師匠の神田松鯉さんがそれぞれに語る赤穂義士伝。
声もテンポも良いお2人。
映像とBGMがない講談のラジオ放送は気が散りやすい私にぴったり。
物語を耳で追いかけ「次はどうなるんだろ?」とわくわくしながら聞くこの感覚、
ずっと前にも似た感覚があったな・・・で思い出したのが保育園のお昼寝の時間。
布団の中に入ってから、先生が本を読み聞かせてくれる。
お昼ごはん食べてお腹がふくれ眠いはずなのに、物語がおもしろくて寝られない。
「このつづきはまた明日」と先生が本を閉じ、周りのお友だちの寝息が聞こえるけれど
物語にわくわくした私は目がさえお昼寝どころじゃない。
結局眠れないまま3時のおやつまで仕方なく布団の中。
お二人の講談を聞いていたら、あの時の感覚を思い出した。
そして、番組で「赤穂義士伝」「師匠と弟子」のくくりで講談を聞けたことで
私の好みにも気づけた。
たまたま知らない触れていないだけで、私の興味をひくものがまだまだあるんだ~。