待てるかな?
誰かとおしゃべりしていて、沈黙が訪れると少し落ち着かなくなる。
沈黙というほどのことはない、ちょっとした「間」。
その「間」が待てなくて、もたなくてそわそわする。
ラジオを聞いていると番組出演者が「『(沈黙の)間』がこわい」
「変に間が空くと『放送事故?』心配される」と言っていることがある。
音だけが頼りのラジオならそうかもしれない。
でも、対面で話しているなら「間」にそれほど神経質にならなくていいはず。
相手の顔を見れば、どういう「間」なのか見えてくるはず。
やみくもに不安になったり慌てたり焦ることもない。
「間」が生まれたら、相手の様子、自分の気持ちを観る良いタイミング。
会話が苦痛だったり、不快だったり、退屈だったり・・・でなさそうなら
「間」をそっと待てばいい。
お互い次の言葉の準備をしているだけなのかもしれないのだから。