混沌としている脳を助ける“こんとん”
仕事に関係する制度の変更があり、その変更内容と対応への理解をしようとしている。
慣れない形式の書類や文章に、普段目にしない単語。
もちろん表も図もイラストもなく文字ばかり。
新井紀子さんの著作 AI vs. 教科書が読めない子どもたち を思い出す。
「この書類読める?わたし!? 読解力問われるな」
普段使わない部分の脳をフル回転しているせいか、脳がいつもと違うものを欲しがる。
タイトルと著者(文章、絵)に惹かれて手に取った絵本を見て、脳が落ち着いた。
読み始めは文章を先に追いかけていたけれど、次第に絵にばかり目がいく。
脳の関心も絵に向かう。
やがて文章と絵の間を行ったり来たりするようになって
少し前まで読解力を試され熱くなっていた脳が冷めていく。
視覚は不思議。