フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

沈黙をこわがらない

友人からの電話。めずらしい。
いつもはメールのやりとりが中心。


普段、友人との会話では、私が話し役になることが多い。
「(いつも聞き役の)私がしゃべってる!?」と驚くくらい
友人は聞き上手。


ある時、気がついた。
会話の途中にほんの少し長めの「間」ができると
その「間」を辛抱できない私が口を開いてしまい
友人は聞き役にさせてしまっているのだ…と。


友人からの電話。
「間」があっても、どれだけ辛抱できるか。


「もしもし。元気?」
第一声の後、すぐに出てきた長い間。
こらえ性のない私がお喋りしそうになるところを
ぐぐぐ〜っと上から重石をのせて黙る。


短い間が何度もあったり、長い間がトンとあったり
友人は言葉を発していないけれど
「間」(沈黙)もコミュニケーションなんだとわかる。


聞き役と話し役、「間」がうまくバランスを取ってくれた。