フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

一人あたり畳5枚分 − 第37回フェルデンクライスメソッド・京都ワークショップ −

毎年春と秋の2回、2日間にわたって開かれるフェルデンクライスメソッド・京都ワークショップも今秋で37回目だそうです。


私は10/19(日)に参加しましたが、今回は少し特別なことがありました。


  ブログがご縁のyukaさんとお会いできた
   (ブログ上でやりとりはしていますが、実際お会いするとなるとドキドキ)
  FPTP京都の講習期間中でしか会えない遠方のコース生と再会できた
   (まさか仁和寺で会えると思っていなかったので、大変嬉しい!)
  ワークショップ2日目はいつも比較的人数が多いのに、少なかった
   (168畳の大広間をつかって30人程でレッスン。なんと、5畳/人!)


東京から安井武さんフェルデンクライスメソッドの日本に紹介された方)を講師にお迎えし、京都市の北にある仁和寺の宿坊の大広間(168畳)で、本当に時間と空間を贅沢につかってワークショップが進められます。
主催者の出口和世さんが「私がレッスンを受けたいから、ワークショップを開いているようなもので…」と開会の挨拶でいつもおっしゃいますが、これだけ長い年月続けていらっしゃることは、京都まで来てくださる安井先生同様、やはりたいへんなことと思います。


1日目は13:00〜18:00、2日目は9:00〜16:30(お昼休憩12:00からの1時間)、この間途中に5〜10分程度の休憩をはさむだけで、ATMレッスン(グループレッスン)を次から次へとしていきます。FPTP(Feldenkrais Professional Training Program:フェルデンクライス指導者養成コース)の講習では、ATMは1日に1レッスンです。それを思うと、仁和寺でのワークショップは『ATM合宿』と呼べるかもしれません。(遠方から参加の人は宿坊に泊まります)


今回は春のワークショップのつづきです。ハヴァ・シェルハヴさん(Dr. Chava Shelhav)の本
“A guide to Awareness Through Movement”からのATMレッスンでした。

メソッドの創始者、モーシェ・フェルデンクライス(Moshe Feldenkrais)が、赤ちゃんの発達過程にヒントを得て創ったATMレッスンもあると聞いています。“A guide to Awareness Through Movement”にはそうした赤ちゃんの動きに関係するレッスンが含まれています。

そのためでしょうか、今回のワークショップは興味深い気づきがありました。