Study Groupは学びの安全基地
フェルデンクライスメソッドの自主勉強会“Study Group”に参加する度に感じるのは、
一人で勉強しているよりずっと
気づきも学びも、多くて大きく深い
です。
グループメンバーそれぞれの、「学びたい!」「わかりたい!」「身につけたい!」気持ちにプラス「フラットな関係」があるからこそ、勉強会で「たくさん学べている」と私は感じているのだと思います。
Study Groupの良さ
Study Groupでの良さは、参加メンバーが自然に「フラットな関係(場)」を創っていること。
メンバーの背景はそれぞれ違います。
・職業・年齢・性別
・フェルデンクライス歴
・身体に関する知識・経験
・身体能力(運動経験)
・痛みの有無
・etc
でも、それぞれの考えや感じ方を、他のメンバーに押し付けることがありません。「紹介」「提示」するだけです。
フェルデンクライスを学んでいる
フェルデンクライスを通して気づいた
フェルデンクライスをきっかけに考えている
ことからも、この関係(場)を創っていっているのだと思います。
ここは安全
勉強会のおしゃべり(フェルデンクライスのことが中心ですが)でも、
相手の話をさえぎったり、否定したり、批判したり、決め付けたり
がありません。誰か一人(二人)が話してばかり、誰かは聞いているだけ、もありません。
だからでしょうか、みんなが
発言者の話に耳を傾けながら、
自分の内側で考える
という雰囲気があります。
ここは安全
という無意識の感覚が、気づきを大きく深くすることに、毎回驚いています。これは、FPTP京都の講習会の“場”とは少し質の違うものだと感じます。
お互いに助け合う
私達はね、社会を作っているでしょ?お互いに相手が伸びることを助け合うことで、一人で伸びるよりも、さらに大きく伸びることができるんですよ。それが、僕は「人間」っていうものだと思います。お互いに相手を育てる、それを心がけるだけで、回りまわって、自分も一人が頑張るよりはより大きく成長することができる、と。
(NHKプロフェッショナル 茂木健一郎さんの言葉)
(2009年3月31日(火)放送「“育て”の極意」から)
を聞いて思い出したのがStudy Groupです。
◆“Study Group”についての過去記事→こちら