脳をひらく体のレッスン
フェルデンクライス・メソッドの講習期間中は、本当にいろいろな気づきや発見が自分の内(身体・脳)と外、であり、その多さに脳がケタケタ喜んでいます。
「わかったー!!」
「そうだったんだ!」
「なるほど」
といったさまざまな材料と調理法、味の前菜・主菜・デザート…を食べている脳は毎日ごきげんです。
安井武さんによるモーシェ・フェルデンクライス(Moshe Feldenkrais)の訳書に
「心をひらく体のレッスン」(原題The Master Moves)があります。
そこから一歩進めて「脳をひらく体のレッスン」です。私の実感としては、「心」が先にひらいて、その後「脳」がひらく感じです。そして、「ひらく」はゴールじゃないところが、このメソッドのおもしろさであり、奥深さだと思います。
このメソッドは、そのレッスンを受けたら自分の心身の何かを解決してくれる(受身)のではなく、フレームワークや、水平思考、マインドマップetcと同じ、「(からだを通した)思考法」と考え始めています。