フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

言葉はシンプルに

11/27(土)・28(日)に開かれた
ミア・シーガルさんのワークショップ(一般向けコース)への
感想やレポートをあちらこちらのブログで読むことができます。
(ありがたいことです)


ワークショップ(以下、WS)から
2-3日或いは1週間経って読むワークショップの記事に
「なるほど…」と感じています。
(WSが半年前位に感じるほど、この1週間はバタバタしていました)

指示のシンプルさ

WSでの、ミアさんやリオラさんのグループレッスンから
「必要最小限の言葉しか口にされていない…」と強く感じました。
「動きの指示」だけ、と言ってもいいくらいに
言葉の数も種類も多くありません。


だからでしょうか、レッスン中の私の頭は
言葉を聞いたり解釈することに忙しくならず
その分、動きの探索(あれこれ試してみること)が出来ました。


同時に、「私は何してる?」と自分を観る目が立ち上がった感覚があり
ややこしいような、おもしろいような不思議さを感じていました。

しゃべりすぎ?

ミアさん(リオラさん)になったつもりで
グループレッスンを指導してみると、面白い事に気づきます。

(いつもの私は)しゃべりすぎだ!
(=言葉が多すぎる)

WSで受けた同じレッスンを、ミアさん風に進めてみました。
WSから日が経っていない分、
「ミアさんになったつもり」は、それほど難しくありません。
(※この「他者を演じてみる」「誰々になったつもりで動く」は
ワークショップデザイナー育成プログラムで習ったことです)


でも、よ〜く観察していると「いつもの私」が顔を出したがるのが分ります。
そして、少しイライラしているのも感じました。
今は、“ミアさんごっこ”をしてるんだから♪」と「私」をなだめていました。


しゃべり過ぎの程度は、ミアさん風=いつもの私×3 でしょうか。


しゃべり過ぎない分、私の内側は静かでした。
ミアさん(リオラさん)のレッスンを受けた時と同じように
もう一人の私が、レッスンを進める私を観ています。


レッスンを進め、観て、感じて、考えて…
静かだけれど、いろいろなことが起こっている。


忙しくない方が、おもしろい展開があるようです。