フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

奥に引っ込んでいる感情は何?

男は「怒り」を出しやすいが「泣けない」
女は「泣ける」が「怒り」が出にくい。

ラジオ番組(Podcast)でのゲストの言葉です。
子どもの頃から、男の子は泣くことを「男の子らしくない」
女の子は怒りを表すことを「女の子らしくない」と
周りの大人からから抑えられます。
(子どもどうしでも言われるようになる)
そのため、大人になっても自分の奥にある感情を表に出しにくい。
そうしたことが自分を不幸にする…もっと表に出した方が良い…
といった内容でした。


喜怒哀楽、怒喜思悲恐驚
歓迎される感情と、嫌われる感情があります。
肯定される感情と、否定される感情ともいえるでしょうか。


ある感情を抱くことそのものが
OKやNGだと思っていたりするからややこしくなります。


湧いてきたある感情を「なかったことにする」と
更に複雑になっていきます。
湧いてきた段階で既に「存在している」感情を
なかったことにするなんて無理なわけです。


子どもの頃から表に出すことを抑えられていた感情は
自分で認識する(自覚する)ことそのものが
難しくなっているかもしれません。


何か気持ちに引っ掛かりをおぼえたとき
それが何なのかを紐解いていき、感情の正体に気づくことが
大切だと思います。
(何十年も後に気づくとしても)