あせる気持ちはどこから?
今朝、母と「もう7月も3日やね。今年ももう半年過ぎたんやね。」という会話をした後、ふと思いました。「来月の今日(=8月3日)は、何してるかな?」ぼんやりしていた頭が急に覚めました。「うわっ!第2セグメントの3日目や!!」
そうです、8月1日からFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)の第2セグメントが始まるのです。(至:8月15日・8日は休み)今の私は、まだ完成していない夏休みの宿題をたくさん抱え、2学期の始業式を1週間後に控えている小学生の気分です。
春の第1セグメント(2008年5月1日〜15日)から、次の第2セグメントまで2ヶ月半しか間があきません。でも、去年はそうした「あせる気持ち」を抱くことなく、夏を迎えていました。それが今年はどういうわけか「何もしていない。どうしょう?」と不安になっています。「なにを」何もしていない、と私はあせっているのでしょうか?「フェルデンクライス・メソッドの勉強(第1セグメントの復習)を何もしていないetc」ことを不安に思いあせっているのです。
- 自分でテーマを見付け、プログラムし、自ら学び続けるしかない。
- 2種類のレッスン(ATM・FI)の「指導者」になるためのコースである。
- FPTP4年間修了後、プラクティショナーとして収入を得る道筋・場があるわけでない。
- etc…
といったことを私が気づき・意識し始めたから、あせりを感じているのでしょう。
●FPTPは学校じゃない
FPTPは学校ではありませんから、毎日通学し講義を受けるわけではありません。
年間40日の講義以外は、何もありません。レポート提出も試験もありません。Study Groupの自主勉強会があるだけです。当り前ですが、自分でテーマを見付け、学び続けるしかないのです。
●レッスン料を受け取る立場
また、レッスン受講生とレッスン料をいただいて指導するプラクティショナーでは立場が全く異なります。フェルデンクライス・メソッドのレッスンを指導することでお金を得るとは?正直なところ、今の私には想像できません。
あるコース生が、セグメント最終日につぶやいた一言を思い出します。
「フェルデンクライスが優れたメソッドで、自分の今の仕事に役立つこともよく分かるけれど、このままでは、『自己啓発できて良かったね』で終わってしまう」
日本におけるFPTPからは、1〜3期生までのプラクティショナーが誕生しています。先輩方は、4年間何を想い、考え、悩み、計画を立て、過ごしてこられたのでしょうか?