BOOK LOVERS − 声が体の重心を左右する:和田秀樹さん週
インターネットラジオ、J−WAVEの Brandnew-Jで放送されている“BOOK LOVERS”
和田秀樹さんがゲストの週(10/27〜31放送分)(vol.19〜vol.23)を聞き終わりました。
前の週(ゲスト:福岡伸一さん)と対照的な週でした。聞いていると
胃の位置がちがってくる(体の重心が変わる)
という点で非常に対照的でした。(声の高さ・出し方、話す速度の違いでしょうか?)
◆和田秀樹さんの週:
重心高め。
手にしていた風船がどこかへ飛んでいってしまったような、
手の届かなささ(コントロールできない感じ)
◆福岡伸一さんの週:
重心低め。
海にゆっくり潜っていくけれど、ベテランガイドが側についているし、
水面へつながるロープもすぐ手の届くところにある(安心感がある)
和田秀樹さんと勝間和代さんの対談を聞いていて、胃がせり上がってくる感じがあり、「どうなってるの?」と驚きました。
- 一放送分を聞くと胃がザワザワと不安定になり
- 続いてもう一本聞くと、胃が胸まで上がり
- 更にもう一つ聞き終わった時には、胃が喉の辺りまで移動してきた
ような感覚になったのです。
何かに似ているなと思ったら『朝まで生テレビ』を見た時と同じ感覚です。
意識が体へ向かってしまったせいでしょうか、対談内容があまり印象に残っていません。
それでも、3日目(vol.21)の和田秀樹さんの本業である、「老人専門の精神科医」のお話には
●驚き
専門医の少なさ(きちんと専門としてしている医師は10〜20人程度)
●納得
うつ病のお年寄(140万人)+「うつ病」でなくても、心の状態が不安定で体に異常はなくても「体の痛みを訴える」老年性精神科に該当する患者さん=400〜500万人
(厚生労働省の統計からのお話)
(2800万人のお年寄の内、200〜210万が認知症、5%=140万人がうつ病)
「やっぱり、それ位の患者さんがいるんだ」と日頃仕事で何となく感じていることと実際の数字のつながりに納得
“BOOK LOVERS”
『聞く書評』だけでない、気づき・学びの多い知的情報番組です。
15分間の番組ですが、勝間さんの著作同様、内容が盛りだくさんです。
Podcastでも聞くことができます。