フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

覚悟とお年玉

最初に充分覚悟してかからねばならないのは、
学習過程というものが、平坦な道のりではなく、段階を追って進むものであり、
上昇するときもあれば、下降するときもあるということである。

フェルデンクライス身体訓練法―からだからこころをひらく M・フェルデンクライス/著、安井武/訳、大和書房 16頁)

もうひとつ覚悟しておかねばならないのは、
自分のなかに変化が生じるとともに、
それまで気づかなかった新しい困難が見つかるということである。
(同書、17頁)


"自己教育""自己学習"について書かれた中の一文です。


フェルデンクライスメソッドを学び始めたこの約2年間、

  • 始めの頃ほど楽しくない
  • 戸惑うことがある
  • 混乱してしまう
  • 楽になるよりなんだかしんどい
  • 解決すべき・検討すべき問題やテーマが増えてくる-etc

と、当初予想していたことと展開が違うので、「???」「・・・」「×@#*▽¥○◇」となっていました。それが、ATM指導実技の準備のため先の本を引っ張り出しパラパラ頁をめくったところ、あの一文を目にし


な〜んだ、覚悟が必要だったんだ


と気持ちと頭がすとんと落ち着きました。


お年玉をもらった気分です。(いくつになっても"お年玉"は嬉しいものです)