フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

足の指でグーとパー

Papasanさんからいただいたコメントに

「足の指のグーとパー」をやってたらツッテしまいましたあ、
ブヒ!!
2009.03.11記事へのコメント)

とありました。


この「足指のグーとパー」は
「はじめての『きくち体操』」(菊池和子/著、講談社+α新書)
はじめての「きくち体操」 (講談社+α新書)
にある「基本の『きくち体操』15の動き」の中のひとつです。Papasanさんは、この体操を試してごらんになられたようですが、ズボラな私は「イラスト(97頁)が気に入りました」とブログに書いただけでした。


同じ「グーとパー」でも「手の指バージョン」(イラスト119頁)は本を読みながらすぐに試したのに、「足の指」はどうして動かしてみなかったのでしょうか?

  1.足の指でパーができないから
  2.「足がつる」可能性を知っていたから
  3.本の先を読みたかったから


答えは、1の「足の指でパーができないから」です。
コメントをいただいて気づいたことですが、「基本の『きくち体操』15の動き」の内「むずかしそう」「できない〜!」
と思っている動きは、試そうともしていないのです。
またまた「決めつけ」「思い込み」の登場です。


そこで、もう一度自分に訊ねてみました。
私は、今も「足の指でパーができない」のか?
答えは“No.”です。不完全ですが、できるようになっています。(別に練習をしたわけではない)しかも、そのことに前から気がついています。なのに、この思い込みです。おそろしいことです。


確かに以前、グーはできてもパーができませんでした。
手の指でサポートしても足の小指なんて閉じよう閉じようとします。足指に神経が通っていないんじゃない?と疑いたくなるくらい、左は無反応でした。つまよう枝で足指を突付いてみると痛いので、感覚はあります。でも、必死に念じても動いてくれません。……この時の印象が強かったせいで、「足の指のグーとパー」をできない、と決めつけたのです。

まだまだ感覚が鈍い私の足指のために、「手と足の指の『握手』(上述本103頁)が要るようです。