フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

氣VS身体

ここ数日の蒸し暑さに、私の胃腸は開店休業気味です。
無理して食べることないか〜、とのんびりしていたら、頭と身体が上手く動きません。風邪の症状が表に出てくる前の、アノ調子です。フェルデンクライスの個人レッスンを受けた後にも、少し似ています。


頭はそれなりに働いている(つもり)のですが、身体がボーッとしています。こういう私の状態を、ある先生が「あなたは、そのくらいの方が、あなたの身体に合ってると思う」とおっしゃったことを思い出しました。


当時、風邪気味で調子がパッとしない自分のことを、そういう風に言われて「どういう意味!?」と少しムッとしましたが、今は先生の言葉の意味がよく分かります。「氣がはしる」私の体質を、先生は見ていらしたのでしょう。


「氣」は軽いので、あっという間に先に行ってしまいます。ところが、私の身体はそれほど軽くも速くもない。ズレが生じてきます。先走る氣の後を、身体が1〜2周遅れで追いかけます。(氣は実体がないので、具体化を担うのは身体です)
それが、風邪ひき前だと見事に「氣」が走らなくなります。すると、氣と身体の歩調が合うのです。おもしろいことに、身体はしんどいのですが、私のどこかで一息ついている、なんだかホッとしている感じがあります。


それを越えて、本格的な風邪の症状が出てきたら話は別です。頭も身体も休業中になり、チグハグになります。今日の私はそれでした。ミスの連発。我ながら「これはヒドイぞぉ〜〜」です。やはり、食べないといけません。氣の元となる食べ物が身体に入らないと。