フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ブレーカーが落ちる

フェルデンクライスのグループレッスンでは、レッスンの動きが『出来たかできなかったか?』でなく『レッスン前後でどんな変化(向上)があったか?』を大切にします。そのことを何度も聞いて、【わかっているつもり】でも長年の習慣は抜けないものです。


そのレッスンのポイントを意識しないで、動いていたら、いつもの癖(=出来る出来ないに焦点を当てる)がしょっちゅう顔を出してきます。


この夏の講習会中でのグループレッスンは“進化”がテーマです。よくまあ、こんな動きのレッスンを考えたものだなあ〜、と感心する一方で、私はレッスン最後まで動きができません。
・馴染みのない動きに、脳がついていけない
・その姿勢そのものがつらい
・途中でくたびれる
などで、レッスン途中で自主停止。


周りの人が、動きをどんどん進めていく様子を、温度が上がった頭を抱えてボーッっ眺めています。
レッスン開始の時は、
・指示を聞き
・自分の姿勢・動きの大きさ速さを調整して
・その動きの波及する体の部位を感じて
・・・・
と脳はフル回転しているのですが、長続きしません。フル活動する影響か、脳内温度が上がっているように感じるほどで、その内“ブレーカーが落ち”私のレッスンは終了です。


周りの仲間が、レッスンの動きを完成させていく中で、レッスンをギブアップして皆の動きを見ている私の脳内では、「根性なし!」と「だってもうヤダモン」の声がしています。


皆が出来ているのに自分は出来ないと、やっぱり少し複雑です。