演劇の次は広報講座!
昨夜は『広報講座』*1に参加。
三回講座の1回目です。
11月4日(水)の昨日は「文章講座」で、講師は本間寛治さん(読売新聞大阪本社事業局専門委員・日本ペンクラブ会員)。
京都町家「遊子庵」を会場に15名程の参加者がありました。
共通の目的:伝える・伝えるには?
一昨日(11/3)の「演劇発表+シンポジウム」も、昨夜の「文章講座」も共通する一番の目的は
自分の思い
自分の言いたいことを
他者に伝える
です。本間さんのお話を聞きながら、シンポジウムで平田オリザさんがおっしゃっていた
正しくきちんと伝えれば伝わると思い込んでいる
相手によって伝え方を変えないといけないし
構成も構成も変えないといけない
伝えるための
構成・デザイン・演出
そして他人からのアドバイスが必要
を思い出していました。
大人になって初めて学ぶ
「伝えるためにはテクニックが必要」と改めて思ったわけです。
通じることと伝わることは違います。学校で作文の授業や演劇発表があっても、その時テクニックを教えてもらった記憶はありません。感想をもらったりや批評されることはあっても、どこをどうしたら改善できるのか、わからないままです。わからないまま大人になって、今講座に顔を出しているわけです。
文章でいえば、本間さんが何度もおっしゃっていたように
・主語と述語をなるべく近くにおく
・一文は短く
が伝えるための大切なテクニックです。主語と述語が遠く離れていたり、一文がダラダラと長ければ、読み手は「わかりづらく」→「(内容が)伝わらない」ということになります。また、「カッコの使い方」も同じです。
・「 」は、話言葉
・『 』は、話の中の話
・( )は、引用先の明示や心の中の思い
・〈 〉は。引用文
など約束事があったり、使い分けがあります。これらを使うことで読みやすくなるわけです。
気づくとパニック
文章の書き方について聞いているうちに、たいへんなことに気づきます。書き方以前に「自分の言いたいこと」「伝えたいこと」が形にも何もなっていない!小さな粒やかけらのような「思い」はバラバラとあっても、それらをまとめる方法がまったく分かっていないんだ!!と。
なんだか、下流から上流に向かって泳いでいるようです。
フェルデンクライス・メソッドを通して自分が感じていることを伝えるには、道は遠いようです。
頭・身体の内側にあるものを、外に出すって難し〜い…
頭/身体と言語野のをつなぐコミュニケーションスキルが必要かも。