フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

自分のために体から笑おう

会話の間じゅう「いけてる笑顔」のつもりでいた
途中、お手洗いの鏡で自分の顔を見て愕然とする
口元が歪んだ変な顔に


相手の話を楽しく聞いていたはずなのになんで?
鏡にきいてみる
鏡の中の顔は容赦なく答える
わかっているでしょ?
どうしてそんな顔になっているのか


思い出した
ニュートラルな顔』『何も作っていない顔』の話を
私は“無表情”と“ニュートラルな顔”をごっちゃにしている?
無表情は「悪」で、笑顔は「良」と思っていた


「いけてる笑顔」を作ったつもりが気がつかないうちに
「歪んだ顔」をバンバン見せていたとしたら…?
相手のあの反応にも納得がいく

表情筋に染み込んだ習慣

自分の中(頭)と外(顔)のギャップがあることに気づき、この2‐3年「???」となっていました。鏡を見たとたん、「なんで?」と「やっぱりね」が頭の中で交差します。このギャップが少なくなれば、歪んだ顔は出てこないだろうな、と想像できるのですが、表情筋と脳に染み付いた癖は中々抜けません。


無表情ニュートラルな顔
この二つを自分の顔で区別をつけることができるようになったら、私の脳は納得し「歪んだ顔」もあまり登場しなくなるでしょう。

鏡を使ってみよう

11月13日〜12月4日までのグループレッスンは、「顔」をテーマにしています。顔を内側から感じることも大切ですが、外側から視覚的に感じることも大切なようです。なので、今日のレッスンからは鏡を用意しています。脳が感じていなくても、身体は変化しているかもしれません。レッスンのbefore & afterで、脳に少し納得してもらうために、鏡です。

オノ・ヨーコさんと笑い顔

口だけの笑いは人のため。
体全体の笑いは自分のため。
悲しみから楽しみの人生に変えるための笑いなのだ。
オノ・ヨーコさん、2009年11月18日付朝日新聞夕刊「私の収穫〜笑い顔」より)