フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

真っ暗レッスン

今日はフェルデンクライス・グループレッスン指導の年内最終日。
いつもの会場「小会議室C」のお隣でのレッスンは、少し勝手が違いました。
いつもの会場は、フェルデンクライスのレッスンにぴったりの「照明の明るさ調整が出来る」の部屋です。
それが今日の会場は、少し低めの天井に蛍光灯がしっかり並んでいます。だからでしょうか、レッスン開始早々参加者の皆さんから「照明をもう少し落とせませんか?」のリクエストがありました。


蛍光灯は全部点けるか、全部消すかしかありません。そのことを皆さんにお伝えしたところ「(真っ暗でも)大丈夫ですよ♪」とのお返事。
で、真っ暗にしてレッスン再開です。暗さに慣れにくい私の眼からは、室内は真っ暗にしか見えません。実際は入口のドアには小さな小窓があり、そこから外の光が漏れてくるので決して「暗闇」ではないのですが。


そんな中でのレッスンは不思議でした。
視覚に頼ることが出来なくなった私は、聴覚を必死に働かせて動きの指示を出していきます。いつも以上に、参加者の身体の内側をイメージします。
暗い中で、参加された方々はそれぞれ集中してご自分の動きや感覚を確かめていらっしゃいます。


興味深いレッスンでした。


今日のレッスン
そしてこれまでのレッスンに参加してくださった皆さん
ありがとうございます。
来年、またレッスンでお会いしましょう!