フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

電車の中で実践〜リュックの重さを感じない

「お相撲さんに変身」したレッスンは
 ・壁に背を当てて立ち
 ・腕を体の中心線を通るようにしながら上げる
というシンプルなもの。


この動きでどうして「力士」になった気がするのでしょう?
レッスンで変化があった体の部分は、
 ・肩胛骨の位置が下がった
 ・胸郭が開いた
 ・腰の反りが小さくなった
の3点。「身体のラインが整った」といえばそうなのでしょうが、それとこの「力士感」は不思議な組み合わせです。

日常生活で生かす〜電車編

ルーシーさんが「このレッスンを日常に生かして下さい。それが今日の宿題」おっしゃることが2-3日宿題が続きました。それを私は「家でレッスンの動きを復習する」ことだと解釈していました。これだと「日常生活に生かす」ことにはなりません。


講習の帰りの電車の中で、背中のリュックの重さに押しつぶされそうになっていた時、やっと気付きます。
「今、お相撲さんになればいいんだ♪」


レッスンの一部を思い出しながら、ドアにもたれてモゾモゾ動きます。背が先ず高くなり、次に背中の荷物がどんどん軽くなっていきます。変化を感じる、しかも「楽になっていく」からおもしろくて動きが止まりません。

効果を実感したら続く

講習会やレッスンの会場から離れた場面でも、学んだことを「“実践する”へつなげる感覚」に少し気づけたように思います。
 ・感じる
 ・気づく
 ・考える
 ・動く
 ・つなぐ
 ・実践する
 ・動きが変わる
 ・学ぶ
 ・ふるまいが変わる
癖や習慣が変わるまでには、本当にいろいろなプロセスが必要なようです。
プロセスを進めるには「続ける」が要ります。