フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

コンテクストの摺り合わせ

…その成否は、ほぼ百パーセント、俳優自身がメソッドの思想や精神をどれだけ深く理解しているかにかかっているようだった。すなわち、自分の中で、スズキメソッドの持つ身体のコンテクストと、自己の身体のコンテクストの摺り合わせができている俳優を、そうでない俳優では、はっきり優劣の差がでてしまうのだ。
(「演劇入門」平田オリザ講談社現代新書、165頁)
演劇入門 (講談社現代新書)

ルーシー・アローンさん(Ruthy Alon)のBones for Lifeの講習期間中何となく読み始めた
平田オリザさんの本2冊。もう一冊は
演技と演出 (講談社現代新書)

これら2冊を読んだことで
私がフェルデンクライスのグル―プレッスンを指導する時
ぼんやり感じていた
  ・「言葉」の問題
  ・レッスンの展開(進め方)
についてことが少し整理がついたように思います。
(頭の中で整理がついても、それを身体で表すとなると話はまた別ですが)


冒頭の一文を読んで、
フェルデンクライス・メソッドを学び、レッスン指導もしているけれど
果たして私はメソッドの思想や精神をどこまで理解しているかな?
と思います。表面を追いかける、なぞることに必死になっているのでは??
う〜ん。