フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

身体・意志・頭の力関係

フェルデンクライス・メソッドでは、よく

意志(willpower)も
力(power)も使いません

と聞きます。
自分を観察していると、力を使おうとする時は決まって
意志が先にあるようです。それも
「何々したいなあ」
「何々だったらいのに」
というやさしい、軽いものでなく
「何々してやろう」
「何々であるべきだ」
と、硬く重い融通のきかないタイプの「意志」であるようです。
これにカラダは引きずられていきます。
この時は、《意主体従》です。


でも、こうした行動を続けていると
カラダはくたびれ、結果私は不機嫌になっていくようです。


  ・人の話を落ち着いて聞けない
  ・決めつけ・思い込みが先行する
  ・イライラしやすい
  ・後ろ向きな気持ちになる
同時にカラダは
  ・眠い
  ・気だるい
  ・姿勢が崩れる
となります。


何かをする、何をやり遂げるには最終的には意志の力がいる
と言われますが、その意志の使う先が違うように思います。


意志は、何かをする時
「計画をたてる」など、頭を働かせる牽引となる方が良く
体に無理をさせるために、体の前を行くものではありません。

意主頭従
体主意従
で、本当の(一番効率よい)力関係は
体>意>頭、だと思います。